
前回は最大のデメリットがあっても我が家がスマイルゼミを続ける理由〜算数編〜でしたが、今日は国語編を書いていきたいと思います。
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国語のデメリット
国語におけるデメリットは、実は算数よりもちょっと多いです。。
漢字のデメリット
前回の算数同様に、漢字の先取りもスマイルゼミだけではできません。
加えて、漢検ドリルの文字の認識機能があまり良くなくて間違った書き順でもに認識してしまうし、字が汚くても認識してしまいます。
通常の講座の「漢字の練習」や「漢字コレクション」という1年生で習う漢字においては、書き順はもちろん、漢字の形まで本当に丁寧に書かないとう花マルはもらえないという完璧なシステムになっているのですが、漢検ドリルになるとその文字の認識機能が甘く設定されているようです。
通常の講座のデメリット
通常の国語の講座では、選択問題、記述問題などいろいろな問題が出るのですが、算数に比べてすぐ子どもが答えを覚えてしまうので、講座を何度も繰り返しやる意味があまりないようです。
また、文章や問題をちゃんと読まないで適当に選択肢を選んで答え合せをしてしまうこともありました。
あと、これは息子にとってだけの問題だと思いますが…、「音読再生」という講座があり、そこでは文章を音読したものを録音する機能がついています。
正しく音読できているのか、振り返ることができるといういい機能なのですが、息子はそれを悪用して(笑)好きなことを言ったり歌ったりして自分の声をただただ楽しんでいます。
好奇心旺盛な我が息子には正しく使いこなせないようです。
子どもってどんなものでも本当に本来の使い方以外のやり方を見つける天才ですね。
よく面白いことばかりを見つけるなぁと感心してしまいます。
私はちゃんと息子が何をしているのかわかっていますが、ただ、そうやって遊んでいる時間もスマイルゼミの記録としては勉強時間としてカウントされているのがちょっと気になるところ。
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デメリットがあってもスマイルゼミを続ける理由
国語のデメリットを見るとちょっと教材としてどうなの?と思われるかもしれませんが、それでもスマイルゼミの国語の教材はうまく使えば優秀な教材だと思います。
というのも、紙ベースの通信教育をしていた場合、漢字の書き順の正誤判定はしてもらえませんし、紙ベースの問題だからといって文章と問題をしっかり読んでから解くとは限りません。まして問題を解くのは普通1回だけというのが普通ではないでしょうか。
紙ベースだと問題がズラーッと書かれてあって、なかなか子どもが取り組んでくれない、なんてことがありますよね。
スマイルゼミのいいところはやっぱり一問ずつ画面に問題が出るようになっているので、問題の圧迫感がなく子どもが取り組みやすくなるということです。
きっと紙ベースの問題だったら、全く同じ問題でも息子は取り組んでくれなかったでしょう。
それだけで、スマイルゼミの価値があると思っています。
漢字に関しては、学年相当の漢字を勉強するならスマイルゼミの講座は優秀だと思います。
正しい書き順、形で書けるまで合格が出ないので、しつこく学ばせることができます。
しかし、その後、漢検ドリルで定着を狙う場合は、正誤判定がイマイチなので一人でやり続けると間違った書き順で覚えてしまうかもしれません。
そして、スマイルゼミの漢検ドリルを使って先取りの漢字を覚えるのは無理です。
問題しかありませんから、その問題で漢字を教えたり覚えたりするのは難しいと思います。
なので、先取りする漢字については、段階を追って親がしっかりついて見ていきながらスマイルゼミをうまく使っていくことがポイントになると思います。
息子は書いて漢字を覚えるのが嫌いなので、漢字の勉強方法について色々と検討しているところです。
とりあえず現在実践している方法については、次の記事に書きたいと思います。
問題の答えをすぐ覚えてしまうということについては、子どもの記憶力はとてもいいのでしょうがありません。
そして、文章と問題をちゃんと読まずに適当に答えてしまうという問題も、一番初めに文章問題に取り組むときにはしっかり文章を読んで問題を解くということだけ、声かけをして見守るようにしています。
スマイルゼミの問題は学校の教科書に準拠しているので、学校で勉強することの予習のような感じになります。
予習をしていると学校の授業が知っていることばかりになってしまい集中できないという子もいますが、息子は逆に予習をしていることで安心して授業に取り組むことができているようです。
覚えた答えを書いてあっという間に講座を終え、スターがもらえてしまうことに対しては、ちょっと不満があるので、私はささやかな抵抗としてある対策をするようにしています。
スマイルゼミは、「今日のミッション」が自動作成されて子どもはそれを毎日やります。
そのミッションを保護者の方からも少しですが指定できるようになっているので、私はできるだけ国語を選ばず、算数の講座を選ぶようにしています。
そうすることで、国語の復習のミッションの回数が少なくなり、覚えてしまった問題を何度もやる機会を減らしています。
とはいえ、今日のミッションが終われば、自分で選ぶこともできるのですが…息子は母の作戦には気づいているのかな?
さいごに
スマイルゼミの国語の問題自体は悪くないと思うのですが、繰り返してやる意味はあまりないかもしれません。
ただ、語彙や文法、文の構成などの部分は繰り返し触れることで身につく部分でもあるので、全てが意味がないとも言い切れません。
そして正直なところ、今の時期の子どもは色々な本を読んだり、たくさん会話することによって子どもの国語力は伸びると思っているので、そこまでスマイルゼミに期待していないというのも事実です。
漢字に関しては、うまく使えば先取りして定着するまでをサポートしてくれる教材だと思っているので、次回はそのことについて書きたいと思っています。
>>最大のデメリットがあっても我が家がスマイルゼミを続ける理由 〜算数編〜
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