かなり恥ずかしいお話ですが、私は昔から本を読むのが嫌いで、社会人になるまでに最後まで読み終えた本は20冊くらい?中学生の頃に流行したティーン向けの小説を入れての数字なので、本当に笑えないくらい国語力が低く語彙がありません。。。

そんな私も社会人になってから仕事に必要な本を読むようになり、子どもが生まれると、教育に関する本を読むようになり、少しずつ活字に慣れてきました。

 

自分自身が本に対する苦手意識があったからこそ、子どもには本好きになってもらいたいという思いが強くあって、息子には毎晩読み聞かせをしています。

そのお陰か息子は本好きになり、文字には抵抗がないようです。

 

今後は読解力も意識していったほうがいいのかなと思っていたところ、最近はまっている陰山先生のツイッターを見ているとこんなつぶやきがありました。

 

「どういった本を読むのが、文章問題の読解力を育てるのか?」という質問に、陰山先生は、

確かに子ども向けの哲学書、最近出ていますね。

本屋さんでは、齋藤孝先生の子ども向け哲学本が平積みされていました。

そして、我が家も2冊ほど買いました。道徳心を育てるために息子に読んであげたいなと思って買ったのですが、読解力を高める効果まであるとは…。

 

この哲学本はかなりわかりやすく書いてはいますが、やはり抽象的なお話が多いので1年生の息子にはまだちょっと難しいと言う印象です。しかし、子どもというのは不思議なもので難しい話でも何度も聞いていると自然と理解が進むのであまり気にせず読んでいました。

 

それにしても「哲学が概念操作の学問」と言うのは言われて、はっとしました。概念操作というのは、抽象度が高くて当然小さな子には難しいですし、大人でも難しいんですよね。

いわゆる「一を聞いて十を知る」タイプの人は概念操作が得意で、頭がいい人と言われます。一方、概念操作が苦手な人というのは、物事を知るために具体的な事例をたくさん聞いてもその本質がわからないという状態。

 

私は、かなり後者に近い・・・。

そもそもこの概念操作の話は、最近になって知った話です。

もう目から鱗でした。

 

「物事の本質は何なのか。」

 

この問いを常に意識して考えられたら、もっと頭のいい人間になれたのではないかと思ってしまうのですが、今からでも遅くないですかね^^

 

いわゆる学歴の高い人たちと言うのは、厳しい受験勉強の中でこの概念操作をうまくできるようになった人たちなのだと思います。そういう人たちは物事のキモがすぐ分かるので、仕事の飲み込みも早く、要領よく仕事ができます。

だから企業も高学歴の人たちを採用したがるのでしょう。

 

中学校受験でも国語に出てくる文章の抽象度はかなり高く概念操作ができないと問題を解くことができません。

そんな中学受験で扱うような文章が読める下地として、私が今できることとは…。

 

概念操作を意識して会話をしたり本を読むこと。

 

まずは購入している哲学書を利用して、1つのトピックについて身近な具体例を子どもからいくつか引き出し、自分のこと、友達のこと、そしてそれぞれの立場からなどについて話すことで、いろんなレベルの抽象度の話題に話を持っていって、概念操作をしていければと思っています。

ん〜、難しいかなぁ。。。

 

オススメの子ども用の哲学書は、

 

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