
自宅にある首都圏路線図の一番左端に載っているのが「富士急行線」。
息子はずっと富士急行線が気になっていました。
富士急行線は、小さな路線ですが特急列車、快速列車、JRからの直通特急・快速電車、普通列車が走っています。
富士急行線のHPに、新宿から河口湖まで1日でできるだけたくさんの電車に乗ろう!という企画があり、
「これなら息子と一緒でもできるかも?
紅葉が綺麗だし、天気も良さそうだし行くなら、今!」
ということで、先週末、富士急行線に乗りに行ってきました。(そしてついでに富士急ハイランドのトーマスランドも。)
実際には、我が家は1日目に富士急ハイランドで遊ぶことにしたので、HPに載っていたとっても効率的なプランを実行するのは断念。
子どもと一緒でも楽しめそうな、河口湖から大月を往復しながらできるだけたくさんの富士急行線の電車に乗るプランを立てました。
それぞれの電車の詳細はこちら
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1日目:富士急行ハイランドへ
行きは、8:14発「ホリデー快速富士山」に乗りました。
JR中央線と直通運転を行なっている電車で、新宿〜河口湖を乗り換えなし、約2時間で結んでいる電車です。
自由席は普通乗車券のみで乗車できます。
1日目は、10:30から富士急ハイランドで遊びました。
そして、その日は河口湖近くで宿泊。
2日目:河口湖〜大月 往復
河口湖→大月
9:05 河口湖 → 9:56 大月 富士山ビュー特急
富士山ビュー特急は、2016年に登場した観光列車です。
こちらの電車は、KABAバスをデザインした水戸岡鋭治がデザインしています。外装も内装もとっても美しかったです。
しかも、今回は特別車両の1号車に乗車しました。
満席だったら諦めようと思ったのですが、当日、河口湖駅で聞いてみると特別車両券が取れちゃいました。(特別車両券900円)
特別車両ではアテンダントさんがついてくれ、ウエルカムドリンクをサービスしてくれたり、景色の見所など案内してくれました。
高級旅館にいるような贅沢な気分になりました^^
大月→河口湖
10:16 大月→ 10:16 都留文科大学前 普通列車
この普通列車は、6000系と書いてありました。おそらく年季の入った古い車両なのだと思います。運転席もレトロでした。
しかし、内装はとっても綺麗にしてあり、感動したのは普通列車なのにつり革が木製だったこと。(私が乗った富士急行線の電車は全てつり革が木製でした。)
あったかみのある車両で、落ち着く車両でした。
都留文科大学前では、行きに大月まで乗車した富士山ビュー特急が再び河口湖に向かうので、お見送りしました。
特別車両でお世話になったアテンダントさんに手を振って見送り、次の普通列車を待ちます。
この駅での待ち時間は1時間ほどあったので、駅の隣にあるお土産やさんに山梨のお土産の定番、信玄餅を買いに行きました。そのお店では軽食を食べることもできるようです。
11:28 都留文科大学前→ 11:37 三つ峠 普通列車
富士急行線はスイスと姉妹鉄道のようで、それを記念したラッピングの車両でした。
内装は、青い普通列車とほぼ同じでした。
11:53 三つ峠 → 12:22 河口湖 富士登山電車1号
富士登山電車は、2009年に運行を始めた観光列車です。
こちらの電車もKABAバスをデザインした水戸岡鋭治がデザインしています。
外装も内装も富士山ビュー特急と同じく、とってもおしゃれな電車でした。この電車、改造電車らしいのですが、全く気にならない美しさでした。
富士登山電車は、快速列車(全車自由席)なのですが、着席券(200円)が別途必要になります。(私は大月に到着して慌てて購入しました。)
途中の下吉田駅で、フジサン特急とすれ違うために数分間停車します。その時に外に出て電車を撮影することができます。
息子は子ども用の富士急行線の制服を着せてもらい、運転手さんと写真を撮らせてもらうこともできました。
実はこの駅、寝台特急ブルートレインが展示してあったり、下吉田倶楽部というカフェが併設されてあったので、もっとゆっくりするのも良かったなと思いました。
そして、帰りは河口湖駅から新宿までのバスに乗って帰りました。
いろいろな乗り物に乗れて息子も満足のだったようで、私も嬉しかったです^^
ちなみに、高速バスは河口湖から新宿、東京などいろいろな目的地に向かうバスがあります。
高速バスは乗り慣れていなかったのですが、今は高速バス専用の検索サイトもあり、今回は「WILLER TRAVEL」を利用しました。
全てネットでの手続きだったので、乗車時はちょっと不安でしたが、当日送られてくるメール画面を見せるとスムーズに乗れてすごく便利になっていて驚きました。
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富士急行線のお得なきっぷ情報
富士急行線には、お得なきっぷがたくさんあります。
- 富士急特急フリーきっぷ
- 富士山・富士五湖パスポート
- 富士急ハイランドセット券
- 大月往復切符
などなど。
目的によって使い分けるとかなりお得になります。
初めは「大月往復切符」を利用しようと思っていたのですが、河口湖駅の駅員さんに今回のプランを相談すると、特急で河口湖駅から大月駅まで、片道特急を使い往復するだけで「富士急特急フリーきっぷ」の元が取れるということ。
乗り降りも気兼ねなくできるように、富士急特急フリーきっぷを購入しました。
でも結果的に駅の外に行ったのは、都留文科大学前でお土産を購入しただけだったので、今回のように河口湖から出発して大月まで往復する場合は、「大月往復切符」の方がお得でしたね。
ちなみに、富士山ビュー特急の特急券や富士登山電車の着席券は、ホームページから予約することができます。
日によっては混雑していてチケットが取れないということもあるので、絶対乗りたいという方は予約したほうがいいと思います。
さいごに
今回は、すごく天気も良くて紅葉も綺麗で富士山もとっても綺麗に見えてベストタイミングでした。
富士山ビュー特急は特別車両券を払ってまで乗る観光列車なので、乗る前は子連れは迷惑になるかも・・と心配だったのですが、ほとんどお客さんもおらず、おそらく周りには迷惑にならずに乗ることができたと思います。
実はこの日、「富士山マラソン」が開催されていたそうで、そのため富士山ビュー特急も富士登山電車も特にガラガラだったようです。
残念ながら今回のプランでは、トーマスランド号に乗ることができませんでした。
トーマスランド号にはキッズ運転席があるので、息子は乗りたかったようですが、時間が合わず。。。
トーマスランド号は未就学児が喜びそうな仕様。子どもが小さい場合は、トーマスランド号がオススメです。
東京からは近くて遠いと感じていた富士急行線ですが、思いの外すぐ行ける事実がわかり、また行ってみたいなと思いました。
今度は、富士山5合目に行って見たいなぁ^^
それぞれの電車の詳細は、
ちなみに今回のプランを思いついたきっかけは、
>>富士急行線HP 土休日 日帰り 全制覇の旅「モデルコース」
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