2017年12月13日に放送された「あいつ今何してる?」を見ました。

特別編 超名門校の天才&奇才卒業生は今何してる?という特集。

 

超名門校と言われる日本全国&海外日本人学校の教師に、「強烈に記憶に刻まれている」天才&奇才卒業生を直撃取材し、その卒業生が今何しているのか調査した番組です。

おそらく子育て世代の親は誰しもが気になるネタではないでしょうか。

 

例えば、公文で小学校1年生で中学校や高校の教材に取り組む子など、天才とか神童とか言われる子いませんか?

身近にはいないかもしれませんが友達の友達の話などで聞いたりしませんか?

 

昔は神童でも大人になったら普通になるという話も聞きますよね。でも実際はどうなんだろうとずっと気になっていたことです。

 

幼稚園時代の息子の同級生にも誰もが一目おく天才の子がいたのですが、その子が将来どうなるのか周りのお母さんたちがみんな興味津々。とは言え、みんな大人ですのでそんなことは口にしませんが・・・。

そんなとても頭の良い子が、将来どうなるのかと言うみんなの興味を調べてくれたのがこの番組でした。

 

東京大学合格者数トップクラスの超名門・筑波大学附属駒場高校、石川県No.1の進学校といわれる県立金沢泉丘高校、帝京ロンドンなど超名門校を卒業した天才&奇才の生徒は、半端なくすごい人たちばかりでした。

 

今回の天才・奇才はどんな人?

  • 筑波大附属駒場高校卒業の瀬尾さんは、在学中、人体の構造間マニアで、天才的な映像作成能力で、東大医学部に進学し、医療CGプロデューサーに。
  • 石川県内トップの金沢泉丘高校(理数科)卒業の由水さんは、在学中、全国英語スピーチコンテストで優勝、コミニケーションの天才であり、演劇部合唱部英語部の3部活を掛け持ちし、高校生離れした演技力を持っていました。そして今はブロードウェイ女優となり活躍中。
  • 神奈川県屈指の進学校サレジオ学院卒業の石田さんは、在学中、圧倒的な語彙力で現代文トップ、サレジオ学院は進学校にも関わらず高3の12月に突然「料理の道に進む」と宣言し、日本料理の名店「吉兆」に直談判の手紙を送るという行動に。そして今は東京みたいに自分のお店を持つ料理人。
  • 筑波大学附属駒場高校卒業の西川さんは、東大(理科1類)にたった3ヶ月の勉強で現役合格。PC大好きすぎて授業中も常に携帯、卒業論文は学校生活のことではなくPCの事のみを書くというかなりの変わり者でしたが、今はPreferred NetworksというAIの分野で世界の最先端を走るベンチャー企業の社長に。
  • 久留米大附設高校の高橋さんは、現役東大医学部に進学できるほど優秀で、音楽の才能も優れていて、中3の卒業制作で作曲したものを提出し、医学か音楽かで悩んで浪人したと言う経歴。そして今は小児科医になっています。
  • 帝京ロンドン学園の山本さんは、8歳で獣医を目指し単身アフリカに留学し、高校在学中は学校をズル休みしてベルリンの壁を持ち帰るような、音楽の天才。そして、今は映画音楽の作曲編曲をする仕事をしています。
  • 岡山の白陵高校の土畑さんは、在学中学年トップで東大理科2類へ進学、昆虫博士と呼ばれていた昆虫マニアでした。今は京都大学でアリの研究をしている助教になっています。

 

天才・秀才の共通点

全ての人に共通していたのは、学生時代に好きだったことにひたすら打ち込んだこと、興味関心に従い自分の気持ちを素直に行動していたことです。

 

一番印象的だったのは、筑駒の西川さんの「好きなことを好きなだけ勉強すると見えてくる世界がある」という言葉。

これってすごくかっこいいですよね。

結果が良ければいいのですが、親としては子どもの可能性をぐっと狭めてしまう可能性があるかもって、ちょっと躊躇しませんか?

 

私は今の息子に対してでさえ、好きなことだけしていればいいよ〜なんて、言えません・・。

電車だけでなく、友達とも仲良くして欲しいし、計算や運動もできるようになってもらいたいと日々考えています。

 

好きなことばかりにのめり込むと人間のバランスが偏るかなと思いがちですが、今回出演していた方々は皆さんとても人としてバランスの良さそうな方ばかりでした。

きっと今回出てきた天才・奇才の方の親御さんたちは、とってもうまく教育されていたのだと思います。

元々の頭の良さもあるとは思いますが、子どもに好きな事を打ち込ませながらも中学受験で超名門校に入学させていますからね。そのあたりは本当に見習いたいです。

というか、幼少期に親としてどう関わったのか親御さんの話をもっと聞きたいなと思いました。

 

そして、東大へ進学している人が多かったのですが、「東大はやりたいことのための通過点」と考えているというのも印象的でした。

 

ホリケンが最後に「東大が最終目標ではない」と言った言葉は、まさしく真理をついていて、小さい頃から好きなことを極めるための通過点として東大を選ぶという、進路に感心してしまいました。

これって理想的な進路ですよね。

「東大が」というのではなく、何をやりたいのかということがはっきりとしている上で、「逆算して何を今するべきかを考えて自分で行動することができることが」です。

 

さいごに

今回出演されていた方たちは皆さん、舞台やテレビ、本、図鑑などの影響を受けていました。

私は本当に飽き性でいろんなことに興味を持つことはあっても今まで何かを続けてきたことがありません。好きなことに没頭するという力を本当に羨ましく思います。

そんな思いから、息子にはなんでも1つでもいいから好きなものを見つけて、のめり込むくらいハマって欲しい、そう思って子育てをしてきています。

 

>>子どもの好奇心を育てるために我が家は図鑑を揃えているという話

 

私の人生に影響を与えた心に残る1冊の本というのはまだありませんが、最近読んで衝撃を受けた本があります。

堀江貴文さんの「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 」という本です。

 

タイトルも衝撃的ですが、内容も今まで当たり前だったことが、覆される衝撃的なものでした。

いや、私自身なんとなくわかっていたのだと思います。息子になんでもいいから好きなものを見つけてハマって欲しいと思いながら子育てしてきた私ですから。

 

でも、いろんなところで息子の好奇心にブレーキをかけていることも1度や2度ではありません。

社会のルールや常識と子どもの好奇心の間でどう判断すればいいか迷う自分がいたからです。ずっとモヤモヤしていました。

そこを堀江さんがズバッと言語化してくれてスッキリしたのですが、さらに今回のテレビを見てもう一つスッキリしたように思います。

 

子育てをしてやっと好奇心の大切さに気づきました。

 

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