
最近、本、雑誌、テレビなど多くのメディアで見かける落合陽一さん。
先日、情熱大陸でカレーのレトルトパックをストローで吸うというのが話題になっていましたね^^
今まですごい人だなぁという曖昧な感想しか持っていませんでしたが、落合さんの話を読めば読むほど、聞けば聞くほど、落合さんが何を考えているのかもっと知りたくなります。
落合陽一さんは若い人に対して、「テンションを高めにして長期的目標ではなく長期的方向性を保ってわらしべ長者になれ」と言っています。
やっていることはころころ変わっていても長期的方向性が一緒なことが重要、ということだそうです。
そんな落合さんが受けてきた教育について、まとめてみたいと思います。
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最近、落合陽一さんが出版した本を読んだり、YouTubeにいくつも動画がアップされているので、時間のあるときに見ています。
今まで私が触れたことのない未知の世界の話をたくさんしてくれるので刺激がたくさんです。
落合さんの話す内容は、今まで触れてきたことのない世界だということと、落合さん自身がとても頭の回転が早いため話がどんどん進んでいってしまうので、ついていけないこともありますが(笑)なんとか食いついて話を聞いています。
【落合さんの簡単な経歴】
有名な政治ジャーナリスト落合信彦さんを父にもち、六本木で育つ。
公立小中学校→開成高校→筑波大学→東京大学大学院
現在の肩書きは、
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社社長
筑波大学准教授
デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長
などなど…
国内外から様々な賞を受賞し「現代の魔法使い」と呼ばれています。
子どもを持つ親として、こんなに天才的な落合さんがどういう教育を受けてきたのかということにも興味津々です。
先日、「ホウドウキョク」で落合さんが教育について語っていましたのでまとめてみました。
親から受けた教育
落合家は基本的には放任主義で、落合さんがやりたいことがあればお金をかけてくれていたそうです。
ただし、やりたいことについて両親にきちんと説明しなくてはいけなかったらしく、4歳の頃から親にプレゼンテーションをしてそうです。
その結果、「〇〇しなさい」と何か習わされたことはなく、全て自分がやりたいことばかりしてきたそうです。
落合さんが日本の教育について思うこと
落合さんは大学に入学してみて振り返ったとき、「公立の小学校や中学校では、勉強するということが善であるという考え方」に疑問を持ったそう。
「勉強はやりたい人がやればいい。勉強するのは趣味であり、善ではない。」と言い切る姿は、さすがだなと思いました。
ちなみに落合さんは、受験勉強が性に合わなかったけど、得意だったそうです。
子ども時代の家庭内での話題
「家では世間話しかしなかったですよ〜。」と話す落合さんでしたが、その世間話の議題はトランプやオバマ、株の話などお父さんの仕事柄ジャーナリズムな話、時事問題ばかりだったそうです。
中でも印象的だったのは、父親との関わりからあげ足を取られることが嫌だから、徹底的に調べてから話をするようにしていたという話。
下手に知ったかぶって話をすると、お父さんは子どもだろうが容赦無く突っ込んでいたようです。
家庭内では、ディスカッションを常にしていて、クリティカルシンキングが小さな頃から身近にあったのですね。
子どもに受け継ぎたいこと
落合さんには0歳の子どもがいます。
その子どもに受け継ぎたいことは、「世の中の全てのことを常に疑い、調べること」。
落合さんは子どもの頃から常にわからないことはすぐに調べるという姿勢でいたそうです。
そもそも「わからないこと」には
「わからないことについての説明が、何を言っているのかわからない」
「わからないことが(グーグルなどで)調べても出てこない」
という2種類ある、とのこと。
説明が何を言っているのかわからない場合は、自分の知識が足りないため理解できないということなので、本を買い、
ググっても出てこないことは、他の言語で徹底的に調べるそうです。
自分の頭が悪いのか、ネット上にただ出ていないことなのか区別をつけるということがとても大事なのだそう。
そして、文章を読んでわからないというときは、
「そもそもその文章がロジカルではない文章」
「はしょられている文章」
の2択しかなく、落合さんはそこを見極めるほどその分野に詳しくない場合は本を買い勉強するそう。
この徹底した姿勢が今の落合さんを生んだのでしょう。
そもそもわからないことは、わからないとそのままスルーしていた自分が恥ずかしくなります。
私自身の成長のためにも子どもの為にも、わからない事はきちんと調べる癖をつけようと思いました。
最先端の教育
IT
落合さんは、さすが最先端の研究をしているだけあって、子どもが生まれてすぐ子どもにスマホをプレゼントしたそうです。
常識では考えられませんね(笑)
そして、育児にロボホンを取り入れているそう。
ロボホンとはシャープの出しているロボットで、小さな赤ちゃんにはロボホンの顔が顔として認識しやすいということで導入しているみたいです。
ITを使った育児、教育については、最先端すぎて私の頭の中には疑問符がたくさん出てきましたが、いつか今までの常識を打ち破る発見があるかもしれません。
語学
落合さん自身「わからない漢字があったときには、漢和辞典ではなく中国語で語源を調べ、ラテン語などで意味を確認する」そうで、日本語に縛られていると、今の時代、どんどん日本語の漢字の意味と英語の意味がどんどんズレが大きくなっているとのことです。
英語を日本語として訳したのは、江戸〜昭和時代くらいのものですよね。
こんなに変化が大きな時代には、言葉の定義もどんどん変わっていくというのは当たり前。
日本語だけしか知らないというのはちょっと怖いかもしれません。
最先端の言葉は全てそのままカタカナにして日本語化することが多くなりましたが、当てはまる概念が日本語にないのですから自然なことなのでしょうね。無理やり日本語訳をつけることで逆に間違った意味で伝わるということも起こってしまいます。
子どもは、2〜3カ国語はわかった方がいいという方針だそうです。
ロシア語、英語、中国語、(日本語)。
そして、息子さんには4ヶ月でロシア語のYouTubeを見せているそうです。
発音周波数が広く複雑な発音も多いため、まずはロシア語からということですよ。
さいごに
先日の記事、
→あいつ今何してる?超名門校の天才&奇才卒業生は今何してる?でわかる子育ての極意
でもそうでしたが、やはりずば抜けた才能の持ち主は、小さい頃から夢中になれることを自分で見つけ没頭し続けてきたようです。
満遍なく全てができるように…、と大人は理想を求めてしまいがちですが、そうすることで子どもの才能を潰してしまっているのでしょう。
落合さんも「自由度を上げるための型を身につけるのは大切」とは考えているものの型を身につけるのは子どものやる気次第だそうで、規律と放任のバランスは今はあまり考えていないそうです。
それよりも家の中のダイバーシティを上げたいと思っているそうで、そんな現在進行形で子供を教育している落合さんの姿は、これからも興味津々です。
落合さんが作り出すものにも興味はありますが、これからは教育についての話もどんどん聞いていきたいなと思います。
教育とは関係ありませんが、来月末に落合陽一さんが本を出版するそうなので、ぜひチェックしたいと思います。
こちらは2018年11月29日に発売される新刊です。子育て中の親に向けても書かれているということなので、これは読まないわけにはいきませんね。
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