今年も終わりが近づいてきましたね。
小学校に入学してからあっという間に2学期が終わろうとしています。
息子もすっかり小学校に慣れ、楽しく学校に通ってくれていることに成長を感じます。
小学校に入学してからというもの、計算が苦手なことがわかり慌てて勉強法について調べたり試行錯誤の日々でしたが、ようやく日々の勉強にはついていけているのではないかと思えるようになりました。
とはいえ、こんなレベルの息子でも我が家は中学受験を考えているので、これからどうするべきか、方向性に悩み続けています。
ネットを検索すれば、中学受験をする予定のお子さんにどのような勉強をさせているのかということを日々記録として記事に書かれているブログがあり、同じ一年生でもかなり先取りをしているとても賢い子がたくさんいることにびっくりしています。
そういった記事を見るとついつい焦ってしまうのですが、だからと言って我が子にそれをさせようとしても絶対無理なのは明らか、どうしようもありません。
息子が計算につまづいた頃、偶然ツイッターで蔭山先生のツイートを読むようになりました。
そして、蔭山先生は勉強ができない子が、わかるようになる方法を提唱しているので、本当に参考になります。
息子は勉強に関してあまり飲み込みのいい方ではないので、私が焦ってどんどん先に進めたら、息子はできない自分に自信がなくなり勉強が嫌いになるでしょう。
蔭山先生の仰る基礎基本を徹底させていくことに注力することが今後の息子に大切なのだと、いつもツイートを読んで心の安定を図っています。
現在、息子は ↓ を取り組んでいるところ。
参考にしている蔭山先生のツイート
ある日、ある方からの「陰山先生が仰られる”基礎学習の徹底”とは何でしょうか? ここだけは外してはいけない、ということがあれば教えてください。」という質問に、陰山先生は以下のように答えていました。
多少アバウトなところもありますが、例えば百ます計算二分以内、漢字の定着率8割以上は必須です。こう書くと以前はそれができない子は駄目ということか、なんて批判にさらされてました。これができなければできるよう工夫する。ということで、徹底というのはそういうことです。 https://t.co/Y93wm1Ibmm
— 陰山英男 (@Kageyama_hideo) November 9, 2017
「できなければ、できるように工夫する。」ここが大切なのですね。
ちなみに漢字の定着の前提として漢字を覚えているとは、
漢字テストで1文字5秒以内に書けないものは覚えてないものとする。
— 陰山英男 (@Kageyama_hideo) November 6, 2017
とのこと。
今、陰山メソッド導入校には、一年生で百ます計算二分以内と、百秒漢字という漢字の速書き指導を指導してもらっています。
— 陰山英男 (@Kageyama_hideo) November 3, 2017
蔭山メソッドを導入している学校があることに驚きだったのですが、1年生での目標が百ます計算2分以内というのにも驚きました。
早い!
というか、頑張ればみんなできるレベルだから目標にしているのでしょうね。
蔭山先生は、中学受験のために勉強をどんどん進めることを推奨しているわけではなく、普通の子が普通に勉強できるように指導しているので、この指標はかなり参考になります。
我が子も来年の3月までに、百ます計算が2分以内でできるようになるのでしょうか・・・。現状は、100マスを見るだけでやろうともしません。
二人三脚で頑張りたいと思います。
大学入試も基礎の徹底
計算と漢字を思い出すことがスムーズにできるようになると、脳の余った部分を独創的に考えることに使えるようになるそうです。
独創的に考えるために必要なのは、基礎の徹底だと。
確かに、大人になってみると言葉の概念が身についているので、物事を考えるときには言葉の定義を意識することなく、考えることに集中することができますよね。
でも、ちょっと難しい言葉、例えば新しく使われるようになった外来語などが含まれた文章を読むときなどは、「定義はなんだったか?」と思い出しながらでないと、考えることが難しいのと同じことなのでしょう。
先日のニュースでも21年開始の共通テストの調査問題が公表されていましたが、基礎基本をどう応用していくのか自分で考えていく力を試す問題だったそうです。
「ただ、型にはめて問題を解くのではなく、基礎基本の徹底がベースとなりその力を応用して自分で解いていく」、小学生も高校生も全てはこれなのだなと思いました。
さいごに
頭の回転が早い早熟な子がその子のペースでやっているように、ゆっくりペースの我が子はそれに合わせて、興味をうまく持たせながら自信を持たせながら、勉強の習慣をつけて行こうと思います。
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