
東京大学の学園祭には、本郷キャンパスで行われる「五月祭」と駒場キャンパスで行われる「駒場祭」があります。
5月19日、20日は、本郷キャンパスで行われる「五月祭」がありました。
昨年、鉄道研究会での鉄道模型を求めて初めて五月祭に行ったのですが、息子も私もとっても楽しかったので今年もリピートです^^
昨年行ってみて、鉄道研究会の他にもいろんな展示があるのはわかっていたのですが、やはり乗り物好きの息子の関心は鉄道のみだそう(笑)
私も色々と見て回りたかったのですが、なにせ人が多い!
特に工学部の展示は、大人から小学生くらいの子どもたちでいっぱいで、色々体験があるのですが、何をやるにも列に並ばなければならない様子。
そもそも息子は興味のないことで列に並ぶのは気が進まないらしく、結局今年も色々みて回ることができませんでした…。でも、偶然見かけた屋外で実演していた工学部の展示にはまった息子。
こうやって少しずついろいろと興味の幅を広げて行ってもらえればいいかな?
今年の五月祭楽しかったです^^
昨年の五月祭の様子はこちら >>子どもも楽しめる東大の五月祭に6歳の子連れで行ったよ
東京大学鉄道研究会
昨年は東大に赤門から入って鉄道研究会の展示にたどり着くまで、案内所で聞いたり迷ったりして大変でしたが、今年は、随分勝手がわかるようになり、迷わず鉄道研究会のある工学部1号館へ行くことができました。
昨年は、鉄道研究会のNゲージ運転体験は小さなジオラマ2箇所で体験できましたが、今年は大きなジオラマを走るカメラを内蔵した山手線のNゲージ1箇所のみ。マスコンハンドルを使って運転体験することができました。
今年新しく購入したものだそうです。
正面の大きなスクリーンに山手線が走りながら撮る映像が映るのですが、ジオラマを囲む自分の顔が映し出されるので、子どもたちは大喜びでした。(写真に山手線が写っていませんが・・)
このカメラ付き山手線は以前行ったことのある鶴見駅のイベントで見たことがあるのと同じものかな。
でも、東大のものの方が、マスコンや計器の画面が本物っぽくてカッコよかったです。
マテリアル工学科のたたら製鉄
今回、鉄道研究会以外に唯一見たのは「たたら製鉄」。
偶然通りかかったのですが、これがすごかったんです。
レンガで作った炉の中に砂鉄と木炭を入れて5時間以上燃やし続けて鉄を作っている展示です。すごい火力で燃える様子は、すごい迫力です。
息子は、炉の近くに展示してあった砂鉄と磁石で遊んだり、炉の中で真っ赤に燃えながら鉄が作られている様子や最終的に鉄を取り出す様子を見せてもらいました。サラサラの砂鉄が真っ黒な鉄の塊に変化したことがおもしろかったそうです。
まだ2年生の息子にはたたら製鉄で何が起こっているのか理解できていませんが、「工学部っておもしろいね」と漠然と工学部に興味を持ったようです。
このマテリアル工学科という学科はこの世の全てのものづくりに通じているため、物理学・化学・生物学・環境学・数学・シミュレーション・・・etc 一般に想像する理系分野のほぼ全てを学ぶ機会があるそうです。
パソコンや携帯、コンタクトレンズまで!関係があるそうです。
そういえば、息子は今まで砂鉄に触れたことがありませんでした。私の小さい頃、砂場で砂鉄集めして遊んでいたのは何歳の頃だったかな?今度、磁石を買って公園の砂場に行ってみようと思います。
さいごに
五月祭は、ちょっと敷居が高い東京大学の敷地内に堂々と入って行けるチャンスです。
日本の最先端で行われている研究の展示は、子どもの知的好奇心を刺激し、大人も楽しめるものばかり。家族で楽しめる学園祭だと思います。
昨年、秋に行われる駒場祭にも行きたかったのですが、予定が合わず行けなかったので、今年こそ行きたいなと思います。
スポンサーリンク