2017年9月24日放送のTBS系「林先生が驚く初耳学」〜林先生が認めるイマドキの新人教育〜を観ました。

どうしてみたのかというと、紗栄子が2年ぶりにテレビ出演するから^^

あとは、英語教育についての新情報が気になってです。

 

我が家も紗栄子と同じで1歳頃からゆるい英語教育をしているので、どんな“初耳学”が聞けるのか興味津々。

結果、英語教育には「やっぱりね」という感想もありましたが、心に響く一言もあったので書き留めておこうと思います。

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英語教育の話に入る前に

たった5年や10年で科学技術の進歩が目覚ましく、数年先の見通しも立たないこの世の中ですが、子どもを育てる上で今までのように勉強していい学校に入って有名企業に入って、と行ったレールに安心感を持てなくなっている時代ですよね。

これまでの詰め込みの教育方法は通用しないのだろうとぼんやりとは思っていましたが、息子を育てる上でこれを意識してこれから育てていきたいと思える言葉に出会えました。

 

変化が大きな社会では経験が役に立たない。

どういう感性を持っていてどんなふうに情報分析することができるのか。

こういう教育方針が確実に残る流れになる。

 

うんうん、と頷きながら聞き入っていました。

 

世の中に溢れる情報を自分で取捨選択できないと情報の渦に埋もれてしまって、結局何も残らないということになりかねないな。と。

そのためには、自分の軸になるものをしっかり持つこと、そして情報を分析する力、そういうものが必要になるということに関してはとっても納得しました。

 

 

「親ができた、子供にやらせる」には反比例関係がある

英語教育を考える上で、「英語を親ができた人ほど子どもには英語教育をやらせず、親ができなかった人ほど子どもに英語教育をやらせている」という法則があるそうです。

東大卒の親は子どもに早期の英語教育をさせている人はいない!と林先生は言っていましたが、本当なのでしょうか?

 

私の周りの英語ができる親たちの中には英語の早期教育をしている人がたくさんいます。

むしろ、英語は後でもいいと思っている人はそんなにいないかも。

とは言っても、その人たちは東大出身ではないですけどね。(英語もできてバリバリ最前線で働いていますが)

 

 

語学はアプリ

また、林先生は「語学=アプリ」とも仮説を立てていました。

 

人をパソコンや携帯の本体と見立てた時、語学というのはアプリに過ぎない。

アプリを動かす人間のスペックを上げておけば、アプリは簡単に入るし動かせる。

幼児期にはたくさん学ぶことがあるのに、語学で時間を潰してしまうのは勿体無い。

英語教育よりも頭のスペックを上げることの優先度が高い。

 

ということです。

 

そもそも言語には思考の言語と伝達の言語があって、いくら英語が話せたとしても「英語話す」というのは伝達の言語であり、通訳するのと同じだそうです。

何を話すのかということがしっかりないと、AIに取って代わられてしいます。

 

一方「英語話す」というのは思考の言語が英語ということで、まずは「英語を話せる」ようになる前に日本語の思考力を鍛えた方がいいということのようです。

 

 

一般的に英語ができたら何かと有利なことが多いと思われがちですが、有名な企業の採用基準では、

①英語ができて仕事ができる

②英語ができなくて仕事ができる

③英語も仕事もできない

④英語ができて仕事ができない

の順で採用するそうです。

 

おそらく現状も今後も「英語ができること」が有利に働くのは、仕事ができるという前提条件があってこそ。

英語ができることが仕事ができることと勘違いしている人は採用されないということです。

 

なんども林先生が繰り返し話していたのは、本人のスペックを高くしておけば英語はすぐできるようになるということ。

ここに関しては、やっぱりなと思いました。

 

 

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英語よりも大切な幼児教育とは?

最近話題のプロ棋士藤井聡太が幼少期に遊んでいた「キュロボ」が例に挙げられていましたが、英語よりも大切な幼児教育は「集中力を高める教育」だそうです。

 

キュロボは現在、最短で手に入るのが来年の春以降と言われるほど流行っているようです。このおもちゃ結構いいお値段するんですよね。

アマゾンでは売られていましたが、定価よりも高い?!

このおもちゃで遊ぶことで、空間認知能力、論理的思考力、集中力が培われると言われています。

 

やり抜く力を育むことを幼児教育のうちに!ということでした。

 

 

そう言った幼児教育を行う中で

自制心がある

物事をやり抜く力がある

コミュニケーション能力

など生きる力を身につけることができることが、将来に最も役に立つ力となるそうです。

 

 

さいごに

昨日の朝日新聞で紹介されていた東京大学教授の池谷裕二さんの記事でも、教育とは結局、子どもが自力で生きていける思考力の発達をサポートすることとし、

 

窮屈な日本の社会は過渡期だと思う。いま求められているのは、どんな世の中が来ても、どんな技術がもたらされても、恐れずに、素早く適応できる能力です。

 

と話していました。池谷さんの育児に対する持論はとても興味深かったですし、林先生と共通しているなと思いました。

 

要は

思考力を鍛える=頭のスペックを上げる

ということですよね。

 

教育は0〜10歳までに一番お金と時間をかければ費用対効果も高いと言われているそうなので、息子にはまだあと3年あります。

もちろん10歳以降も継続していくつもりですが、これからも息子と向き合って息子にどういう世界が向いているのか見極めながら、いろいろな経験をさせてあげたいなと思いました。

 

 

ちなみに朝日新聞で紹介されていた本はこちら。自身の研究を踏まえつつ見守った、4歳までの育児記録だそうです。

子育てをするようになってから、「脳科学」という言葉を出されるととっても弱い自分がいます(笑)

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