電車もバスも楽しめる!子連れで東武博物館(前編)

先日、東京スカイツリー近くにある東武博物館に初めて遊びに行ってきました。

最寄り駅の東武伊勢崎線の東向島駅は、地下鉄半蔵門線、東急田園都市線などが相互直通運転しているので意外と便利です。

相互直通運転のため色々な鉄道会社の車両を見ることができて東武博物館に入る前から息子も大喜びでした。

 

博物館入場料は大人200円。子供100円と地下鉄博物館とほぼ同じ価格帯。大宮の鉄道博物館に比べるとかなり割安でお財布に優しい施設です^^

鉄道博物館の定番といえば、運転シミュレータですが、東武博物館では鉄道、鉄道模型、バスと3種類を楽しめます。

 

東武といえば最近は「SL大樹」で話題になっていますが、やっぱりJRや地下鉄に比べると華やかさにちょっとかけるというかお地味な感じです。しかし、そこがかえって人混みの苦手な幼児さんのお出かけにはぴったりだと思います。

 

では、どんな施設かご紹介したいと思います。

※記事が長くなったので、前編後編に分けて書いています。

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東武博物館の電車

施設に入るとまずソラカラちゃんがお出迎えしてくれます。

券売機で入場券を購入し、中に入るといきなり年季の入った機関車と電車がありました。

 

明治時代から昭和40年まで使われていたそうです。

毎日4回(11:00/13:40/14:40/16:00)SLショーが行われます。

我が家は残念ながら見れませんでした。(息子がシミュレータに夢中だったため)

 

手前には腕木信号機も展示されていました。

以前紹介した、図鑑が好きな子がよろこぶ「おはなし絵本」3選(電車)でも紹介した、「ちいさいきかんしゃ」という絵本に腕木信号機が登場するのですが、それを蒸気機関車とともにリアルに見ることができて、ちょっと嬉しかったです。

 

 

そしてそのお隣には、東武鉄道最初の電車。木造だそうです。

 

他にも年代物の貴重な車両が12両展示されています。

電車の中にも入ることができるので、ちいさい子も楽しむことができると思います。

 

 

東武博物館は電車だけはなくバスもオススメ

東武博物館のメインは電車ですが、バスの展示もあり子どもたちに大人気でした。

 

このバスは、昭和26年製で「キャブオーバーバス」です。

「キャブ」とは運転席のことで、客室を広くするために客室が全面いっぱいまでのがされており、エンジン部分が客室に張り出しているのだそうです。

本当にレトロで可愛いバスでした。

 

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東武博物館のジオラマ

何と言ってもここのメインは関東平野に広がる東武をテーマにした巨大ジオラマでしょう。

ジオラマ内にはスカイツリーや東武動物公園など、東武関連の施設が再現されていました。

そしてその中を東武の電車の模型が走っています。

 

毎日5回(10:30/11:25/13:15/14:15/15:30)パノラマショーが行われます。

その合間を縫って、ジオラマ内の模型電車も運転できるようになっているシステムです。(有料)

 

 

東武博物館で電車を学ぶ

博物館といえば学びの施設ですが、電車の博物館も学びをテーマにした展示がいくつか用意されています。

電車の博物館の場合、「電車が動く仕組み」やATSシステムなどの「電車が安全に走る仕組み」についてわかりやすく展示されていることが多いです。

 

東武博物館で息子がお気に入りだったのが、上記写真の展示でした。

 

私も電車の仕組みをちゃんと理解していないのでうまく説明できないのですが、ここは

「パンタグラフを上げて電気を取り入れてモーターを回した後、ブレーキをかけてパンタグラフを下ろす、という一連のシステムを体験することができる展示」

になっています。

 

大宮鉄道博物館にはパンタグラフの上げ下ろしの展示はありましたが、確か運転操作でモーターが回転する展示はなかったと思います。

地下鉄博物館には東武博物館と同様にパンタグラフの上げ下ろしとモーターを回転させるコーナーがありますが、別々に展示されているので、東武博物館の展示の方が一連の流れを理解するにはいいかもしれません。

 

自分でボタンを押したりマスコンを動かすことで目の前の大きなパンタグラフやモーターが動くのは、子どもにとっては楽しくて仕方がないようです。

操作して動くものの、息子は自分が何をしているのかはまだ理解できていないと思います。もう少し大きくなったら息子も操作の意味を理解して楽しめるようになるのかな?と思いました。

 

 

ウォッチングプロムナード

ありそうでなかったというか、私自身初めての体験で面白かったのが「ウォッチングプロムナード」です。廊下の窓のすぐ外が線路になっています。

通過する電車の足元を至近距離で眺めることができるコーナーで、間近に急行電車が通ったりするとかなり迫力があります。

電車が通るとこんな感じ↓ 手前の線路を電車が通った時は、窓いっぱい車輪でまるで線路内に横たわっている気分になりました。

 

 

ランチ情報

東武博物館は駅のすぐ隣にあるため、周辺にはファーストフード店やレストランなどたくさんのお店があってランチには困らないです。

 

近くにスーパーやコンビニもあるので、博物館に来るときにお弁当を買って持ち込んでもいいと思います。

博物館にはレストランや売店はありませんが、休憩所は2階にありますので子連れでもゆっくり食べることができますよ。

 

 

施設情報


名称  :東武博物館
住所  :〒131-0032 東京都墨田区東向島4ー28ー16
電話番号:03-3614-8811
開館時間:10:00〜16:30(入館は16:00)
休館日 :毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料 :大人200円
こども(4歳から中学生まで)100円
アクセス:電車の場合
東武スカイツリーライン東向島駅下車すぐ(駅の隣)
バスの場合
バス停「百花園前」下車 徒歩約7分
(里22系統 日暮里駅ー亀戸駅)
バス停「向島消防署前」下車 徒歩約3分
(草39系統 金沢駅ー浅草寿町)
HP  :http://www.tobu.co.jp/museum/

 

さいごに

雰囲気は少し古さを感じますが、地下鉄博物館のように広すぎず狭すぎず、電車からバスまで展示が豊富で想像以上に楽しめました。

時期によってはプラレールのイベントもしているようですが、普段は空いているようなので穴場ではないでしょうか。

 

次回は東武博物館のシミュレータについて記事を書こうと思います。

>>電車もバスも楽しめる!子連れで東武博物館(後編)

 

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