
年も明け、あっという間に3学期が始まりました。
息子の冬休みの宿題は、何日間かコツコツとやらなければいけないものがいくつかあり、なんとか始業式前日に全てやり終えました。
中でも大変だったのは、コツコツやる宿題の一つ「縄跳び」。
息子とも「縄跳びを頑張る!」という冬休みの目標を決め、毎日コツコツがんばりました。
前回、記事にした「縄跳びが飛べるようになる裏技」ですが、あの日裏技を使った縄跳びでとんだ後は、もう一度翌日とんだだけで縄を回すのは随分スムーズになりました。
裏技を卒業してひたすら練習し、冬休み前は前跳びがやっと1、2回だったのが、20回程度飛べるようになりました。
やっぱりまだジャンプと縄を回すタイミングがぎこちなく20回以上はなかなか続きませんが、冬休み中、ほぼ毎日練習したことは、息子にとっていい経験になったと思います。
ここで終わらず、引き続き練習を続けていけば絶対飛べるようになるはず!
それにしても、子どもに何かを教えるというのは難しいですね。
計算練習の時もそうでしたが、縄跳び練習をサポートするのはつくづく大変だと感じました。
というのも私の場合、息子が縄跳びをする様子を側で見ていると、ついもっと効率的な方法やコツを細かく教えたくなってしまうからです。一生懸命やっているそばであれこれ言われても、思った通りに体を動かせない息子はイライラしてしまうでしょうし、何度言われてもできないことに自信がなくなってしまうでしょう。
そうなってしまうと、練習してもなかなか結果は出ませんし、辛いだけ・・・。
実際、何度か息子は縄跳びの練習を嫌がる様子を見せたので、この冬休みは、息子のやる気がなくならないよう気持ちを上げる声かけをしながら、ダメ出し過度なアドバイスをぐっと我慢して見守ることが私の課題でした。
息子には小学生時代に、計算や縄跳びだけでなくどんなことでもいいので、成功体験を積んでほしいと思っています。
今まではちょっと練習すればできることばかりだったのが、これから出会う色々な事は何度も何度も練習しなければできるようにならないことばかりになります。
「自分はコツコツ練習すればできるんだ」という経験があれば、これから出会う様々なことに対して挑戦しようと言う気持ちを持てるのではないかと思うからです。
そしてもう一つ加えると、そのコツコツ練習することを楽しめる人になってほしいんですよね。
「コツコツ練習することが楽しい」と言うよりは、何事も「自分が楽しくできるように工夫することができる」ようになってほしい。
いつか息子が目標持った時にそこへ向かうための努力を楽しんで取り組めるようになるために、今は息子にとっての楽しい努力の方向性を一緒に見つけてあげたいなと考えています。
同じ目標に対してでもやり方によって苦しいと思うこともあるし、自分が楽しめるように工夫することもできるんだということを経験させてあげることが親の役目なのかなと思うのです。
よく東大の学生は親に「勉強しなさい」と言われてこなかったという話を聞きますが、多くの親は勉強しなさいと言わない代わりに、子どもが勉強するように上手く興味を持たせたりやる気にさせる言葉がけや環境づくりをしていると言われています。
できていないことを単純に口で注意したりアドバイスしたりするのは簡単ですが、それは効果が薄く、むしろ子どものやる気、可能性を摘んでいってしまいます。
私はついつい目の前の出来事でいっぱいいっぱいになってしまうので、今年は視野が狭くならないよう長期的な息子の成長を考え、その時その時の「やるべきことを達成するための方法」について、息子が楽しめるように工夫し失敗を恐れず、どんどん実践していきたいと思っています。
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