
九九はお経のように覚えるだけでは意味がありません。
ある程度九九を覚えれば、後は反射的に掛け算の答えを答えられるように計算練習する必要があります。
九九を覚えたばかりの頃、掛け算の問題を出すと九九を思い出すのにすごく頭を使うようで、息子はなかなか練習問題をやろうとしませんでした。
自分が確実に覚えた九九の問題はそこまで嫌がらずに解くので、やはり九九を唱えなくてもパッと答えが出るくらいまで練習することが必要そうです。
できるだけ楽しく九九を覚えるために、我が家は九九のアプリ利用しました。
アプリにもいろいろ種類があって、子どもの食いつきも結構違いました。
息子が試してみて気に入ったアプリを紹介します。
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算数忍者〜九九の巻〜
息子が好きな「算数忍者」の九九バージョンです。
九九の巻も気に入って問題を解いていました。
3つの選択肢から選ぶ問題で、制限時間はありませんが間違えてしまうと残機が減っていきます。すべてなくなるとゲームオーバーになってしまいます。
ステージをクリアするとカードを入手することができるのですが、これが息子は嬉しい様子。コレクション欲求が強いのでしょうか(笑)
普段、あまりゲームに触れていないためこれくらいのゲームでも喜んでいます。
無料版では2の段までしか遊ぶことはできないので、課金が必要です。
これで覚えたなら安いものです^^
はんぷく計算ドリル九九
「はんぷく計算ドリル九九」は、九九をある程度暗記した子にぴったりのひたすら反復練習するためのアプリ。
4つの選択肢から答えを選びます。
1の段から9の段まで順に勉強したり、アトランダムにすることもでき、暗記の定着の程度に合わせて問題を選べるのがいいです。
問題を解くスピードやスコアを競うことができるので、記録を伸ばしたい!と言うモチベーションが九九の定着を助けます。
シンプルなアプリで、どうかな?と思ったのですが、意外と息子は気に入ったみたいです。
九九表を使ったゲーム
アプリゲームが楽しく簡単に九九を暗記できるとは言え、長時間ゲームをするのも心配です。
そこで我が家では、コミニュケーションの1つとして九九のクイズを出して遊んだりもしていました。
これは、安浪京子先生の本を参考にしました。
まず、九九の表を作成してラミネート加工し、お風呂に貼りました。
九九の表の縦や横、斜めの数字には様々な規則性があるので、その規則性を使って子どもに九九クイズを出します。
例えば、「答えが十八になる九九はいくつある?」「表の中に1個しかない数字はいくつある?」など。
お互いクイズを出し合ったりして、単純に九九を暗唱するだけでなく、九九の表の規則性についても関心を持ってくれたかなと思います。
まとめ
安浪先生の本でも算数の計算問題を練習するにあたり、大切なのは「たくさんの問題を解いて”数”に親しむ」ことが大切と書かれています。
先生は単語帳をお勧めしていますが、子どもの性格もいろいろあります。
私は「子どもに合った方法」を親が見つけてあげれば、子どもも楽に数に慣れ親しめるのかなと思っています。
「アプリ」は選択肢の一つ。ぜひお子さんにあった方法を探してみてください。
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