
息子は幼稚園時代、乗り物のほかに宇宙にもハマっていた時期があります。
宇宙が好きなら日本科学未来館は楽しめるかな?と思い、行ったところかなりはまり、年間パスポートを購入し何度も通っていました。
小学校に入ってからはほとんど行けておらず、先日久しぶりに行ったところ、やっぱり面白かったようです。
スポンサーリンク
日本科学未来館の魅力
日本科学未来館の魅力は、「ニュースで話題になっていることや、図鑑で見ていたものが、実際に展示されていて、触れることができること」だと思います。
2015年に梶田隆章さんがノーベル物理学賞受賞した際には、日本科学未来館に展示されているスーパーカミオカンデをすぐ見にいきました。息子は全く理解していませんでしたが、幼稚園生なりに圧巻の模型の不思議な空間には驚いていました。
また、宇宙が好きだったので、国際宇宙ステーションには日本科学未来館に行くたびに行っていましたが、ニュースでロケットが打ち上げされたり、宇宙飛行士たちが国際宇宙ステーションから中継する様子を見た際には、「日本科学未来館に行きたい!」と言われ行っていました。
ほんの一時期ですが、深海魚に興味があった時には、深海6500に乗って探検ごっこしていました。
科学コミュニケーターと言われる職員の方々が、幼稚園児や低学年の子どもに対しても、とてもフレンドリーに展示について解説してくれるのもすごくありがたくて、息子の「何で?」に答えられない私は、何度も助けられました(笑)
日本科学未来館は何歳から楽しめるの?
日本科学未来館には、宇宙や科学に関するたくさんの展示があります。
幼児だとまだ早いのでは?と思う方もいるかもしれませんよね。
日本科学未来館のホームページによると「対象年齢は基本的には中高学年」としています。
しかし、日本科学未来館は参加体験できる展示物も多く、ロボットの実演などもあるので、宇宙や科学などにあまり興味のない幼児でも楽しめる施設になっているんです。
実際、幼稚園時代の息子の女の子の友達もよくわからないながらに、いろいろ展示物を触ったり見たりして、興味津々でした。
知識を得るためと言うよりも、「最先端の技術に触れたり本物を見たりししながら、いろいろな体験ができて楽しめる遊ぶ場所」のような感覚で行けると思います。
日本科学未来館は何歳から楽しめるかというと、「スタスタ歩けるようになった幼児から」です!!
では、「幼児から低学年の子どもが楽しめる展示について」&「息子が好きな展示」について紹介したいと思います。
スポンサーリンク
幼児から低学年の子どもが楽しめる展示
ジオ・コスモス
引用:日本科学未来館HP
日本未来科学館の中心部には、シンボル展示であるジオ・コスモスがあります。そのジオ・コスモスを囲む2〜3階をつなぐスロープがあるのですが、そのスロープが子どもたちに大人気です。
危ないのでもちろん走るのはいけませんが、ジオ・コスモスや吹き抜けの1階部分を眺めながら歩くのは、好奇心いっぱいの子どもたちにとって楽しいようです。
ASIMO(アシモ)の実演
引用:日本科学未来館HP
HONDAが作成したヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」が実演します。
時間: 11:00 / 13:00 /14:00 / 16:00 (各回約10分)
先日、約2年ぶりぐらいに見たのですが、残念ながら(?)以前の実演内容とほぼ同じでした。しかし息子は内容を全く覚えていなかったようで( ; ; )、ASIMOの実演に大喜びでした。
「こんなことまでできるの?」の連続で、スピード、正確さなどASIMOの機能を初めて見たときは驚きました。
最近はAIの技術が進み、ロボットと暮らす未来社会が現実味を帯びてきていますが、そんな未来を想像しながらASIMOの実演を見ると楽しめますよ。
”おや?”っこひろば
体験型の展示を楽しみながら、科学的な「モノの見方」を親子で一緒に体験する無料のスペースになります。
一見、科学というよりも親子で楽しめる児童館のような印象なのですが、子どもたちが喜びそうな仕掛け、展示、実験・工作キットなどがそろっています。
ここは未就学児の子達に、マストな場所です。
利用方法
45分間の入れ替え制で1階の利用者が約30組。混雑時には整理券が配布されます。
①10:15~11:00 ②11:15~12:00 ③12:15~13:00
④13:15~14:00 ⑤14:15~15:00 ⑥15:15~16:00 ⑦16:15~16:50
混雑状況
約2年前に行ったときには、10時過ぎに入館し、整理券を取りに行くと、第1回目の整理券はなくなっていることが多かったです。
当日の入場券の購入がかなり並んでいることが多く、年間パスポートを持っていなかったら、オープン前にいかなくてはいけないなと思っていました。
先日行ったときには、11時ごろに入場したにもかかわらず、第2回目の整理券が残っていたため、到着と同時に”おや?”っこひろばに入ることができました。
が、13時ごろに”おや?”っこひろばの前を通りかかった際には、その日の整理券は全て無くなっていたようでした。
日によって混雑具合は違うと思いますが、日本科学未来館に到着した際にはすぐ整理券を取りに行くことをお勧めします。
サイエンス・ミニトーク
サイエンス・ミニトークは、その時のテーマにもよりますが、小学校低学年も楽しめるかなというプログラムです。
今回行った時は、「未来にどんな医療技術が欲しいか」と言う内容でした。(正式なタイトルは失念。。)日本科学未来館でとったアンケートをもとに、国がその技術を開発してくれる機関を募集するとか。
科学コミュニケーターにわかりやすく説明してもらい、息子もがんばってアンケートに答えていました。
内容が難しかったので、私も一緒に考えてサポートしたのですが、「未来に、こんな技術があったら嬉しいよね」と親子で話せるようになったことに、息子の成長を感じました。
そして、近い将来、本当にその技術が実現したら…と思うと、ワクワクします^^
おそらく定期的に内容が変わると思いますが、こんな企画にも参加させてもらえるなんて素敵な経験です。
インターネット物理モデル
引用:日本科学未来館HP
インターネットで情報が伝わる仕組みを、白と黒のボールの動きで視覚化した展示なのですが、これは本当に息子が大好きな展示です。
おそらく何をやっているのかは理解していないと思うのですが、ボールを入れると文字に変わるというのがおもしろいようで何度もやっていました。
以前は、並んでもすぐできていたのですが、1回の体験時間が比較的長く人気があるためか、2017年6月のリニューアルから予約制になっています。
先着順に予約チケットを発券すると、だいたいの予定時間が表示されるので、その頃にまた戻って体験するという感じです。
2時ごろ、予約チケットの発券機を見たら、体験できるのは4時過ぎぐらいでした。
これもできるだけ早く予約しに行くことをお勧めします。
企画展
現在行われている企画展は「MOVE 生きものになれる展」です。
現在の企画展のレビュー⇨「MOVE 生きものになれる展」
私の主観ですが、来場している多くの子どもたちが幼児〜低学年でした。
息子が幼稚園時代にもいろいろ楽しそうな企画展が行われていましたが、中でも幼稚園のお友達の間で話題だったのが、「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」。
かなり人気だったようで、会期が延長されたほどの企画です。またチームラボの企画、やって欲しいです。
チケットについて。安く買う方法は?
日本科学未来館のチケットは、前売り券や安く買う方法は特にありません。現地で定価購入が基本です。
大人:620円
18歳以下:210円
6歳から未就学児は無料
ただ、もし1年に2回以上行けるのであれば年間パスポートがオススメです。
大人:1,230円
18歳以下:400円
日本科学未来館は、「常設展」と期間限定の「企画展」があります。
年間パスポートを持っていると常設展はいつでも入れますし、企画展は企画によって詳細は違うみたいですが、割引価格で入場することができますよ。
無料開放日
以下の日付は常設展のみ無料になります。
- 「科学技術週間」期間の金曜日、土曜日(2018年は4月20日(金)、21日(土))
- 「こどもの日」は18歳以下の方(2018年は5月5日(土・祝))
- 「開館記念日」(2018年は7月9日(月))
- 「敬老の日」は満65歳以上の方(2018年は9月17日(月・祝))
- 「教育・文化週間」期間の土曜日(2018年は11月3日(土・祝))
ドームシアター
引用:日本科学未来館
日本科学未来館には全天周立映像とプラネタリウムが楽しめる「ドームシアター」があります。
全112席あり、1回あたりの上映時間は25分、1日6から7回上映されています。
大人:300円
18歳以下:100円
このドームシアター、ネットから事前に指定席を予約購入することができるので、見やすい真ん中エリアの席は早いうちに埋まってしまいます。
当日でも入場券を購入する際に、当日券を購入することもできますが、見たい時間が売り切れてしまっている場合もあるので、確実に日本科学未来館に行くと決めた場合は、予約することをおすすめます。
さいごに
今回は週末に行ったのですが、施設が広いためかそんなに混雑している印象はありませんでした。たまたま外国人観光客のツアーバスが来ていたため、外国人率が多いように感じました。
あまり混雑していないように見えて、予約制のものはのんびりしていると残念ながら体験できなかった…となってしまうものもあるので、少し計画を立てて行くといいと思います。
私が今注目しているのは、科学、生物、環境、ロボットなどの実験教室を行う、小学4年生以上対象の「実験工房」。
対象学年になった時には、ぜひ体験させたいなと思っている場所です。
好奇心が満たされる素敵な経験をさせてくれる日本科学未来館、オススメです^^
以前書いた企画展のレビューにランチ情報なども書いてあります。ぜひ参考にしてみてください。⇨「MOVE 生きものになれる展」
スポンサーリンク