小学一年生に手帳を与え、勉強習慣と金銭感覚を身につける

冬休みは生活リズムの乱れて、毎朝夕に行っていた勉強(計算と宿題)にスムーズに取りかかれないことが多く、息子の息子に対してあれこれ指示をすることがいつも以上に多くなっていました。

 

言わないとできないと思うのでついつい言ってしまうのですが、言えば言うほど息子の機嫌が悪くなりやるべきことができないと言う状況になってしまいました・・・。

やるべき事といっても、集中してやれば20分もあれば全部できるようなことなのに、息子がやる気にならないために、30分、1時間…と伸びてしまうのです。

 

我が家の最低限やるべきことというのは、計算ドリル1ページ、漢字ドリル1ページ、学校の宿題です。

欲を言えば、音読などもっとやって欲しいこともありますが、これ以上はできない状況でした。(スマイルゼミは何も言わないでもやるので、やるべきことには含まれていません。)

 

このまま私が宿題や家庭学習を強要するようでは勉強が嫌いになってしまう。。。と、ずっと感じていたのですが、どうしていいのかわからず冬休みを終えてしまいました。

 

 

解決策を求めて、「勉強しない子には1冊の手帳を与えよう!」言う本を読みました。

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早速、手帳を買って試しているのですが、子ども手帳で生活を管理するという方法は息子にあっているようです。

 

 

実は今まで、我が家は息子が勉強の習慣をつけようと色々と取り組んできました。

夏休みにはスケジュールの表をプリントアウトして、そこに毎日のスケジュールを書き出し今日やることを確認する方法を試しました。

初めこそ予定を確認していましたが、ほぼ毎日やることが一緒なためだんだん予定を確認するのを忘れ、やるべきことができたりできなかったり…あまり効果を感じませんでした。

 

 

他にも、有名な話ですが「学力の経済学」という本に載っている、努力に対してのご褒美作戦もやってみました。

ルールはご褒美のおもちゃをあらかじめ決めて、おもちゃの金額に応じた数のシールを集めるように設定しました。やるべきことを一つやれば一枚シールをあげていました。

初めはおもちゃ欲しさに自分からやるべきことを毎日やっていたのですが、息子は欲しいおもちゃがどんどん変わっていくので、だんだん何枚集めればいいのかわからなくなり、それに伴いシールを集めるモチベーションが低下。

ついには前借りをしたいと言い始める始末…。

「後でがんばってシールを貯めるから、今日このおもちゃが欲しい!」とねだってくるようになりました(;´д`)

結局、ルールが守れないからと言うことで、残念ながら中止…。

 

 

そんな残念な状態だった我が家も、「子ども手帳」の運用は今の所順調です。

いや、導入しはじめの頃は私が手帳に書かれていることを「やらなくていいの?」と何度も確認するので息子は嫌がっていました。

でも「手帳でやるべきことを示したのだから私が口うるさく言わないようにしよう!」と心に決めてからは、毎日ではありませんが、息子の方から「ポイント貯めよう〜」とやるべきことをやるようになってきました。

 

手帳に書かれたやるべきことは、必ず「終わったら赤ペンで消す」ので、達成感が生まれますし、1日のスケジュールにやるべきことがリストされているので、終わったこととまだやっていないことが明らかで、息子も「次はこれをやろう」!と自分で考えられるようです。

毎日息子は寝る前に、今日は何ポイントゲットしたか一人で集計していて「今日は頑張ったなぁ〜」「今日は昨日と同じか」など自分なりのポイントの基準もでき始めているようです。

ちなみに、やるべきことのリストは息子がポイントをたくさんもらえるように、息子と話して項目を増やし、その中でも必ず毎日やらなければいけないものはコレ。できるといいことはコレということに設定。

毎日きちきちっと必ずリストに載っていることを消化しなくてはいけないというのは、息子にはハードルが高そうだったので、その日の気分でやりやすいものを選べるようになっています。

 

モチベーションを保つためのご褒美ですが、やるべきことが1項目終わったら、1ポイントをもらえるというシステムで、翌月のお小遣いとして渡しています。

 

前に試した時のように「ご褒美がおもちゃ」となると、欲しいおもちゃも変わるし、そのポイントを貯めるまではご褒美をもらえないためモチベーションが続きませんでしたが、お小遣いなら1ヶ月間頑張れば翌月にお金がもらえます。

そのシステムの方が息子にはわかりやすく合っていたようです。

 

欲しいものがあったときに「〇〇買って〜」とねだれば買ってもらえるというのではなく、自分がやるべきことをやって得た大事なお小遣いから「本当に欲しいものを自分で考えて買う」というのは、金銭感覚を身につけることができる!とは言いませんが、お金の大切さ、使い方について考えるきっかけになるのではないかと考えています。

 

このルールでは、息子がすごくすご〜く頑張っていたとしても500円位のお小遣いなので、小学校1年生のお小遣いとしては妥当な金額かなと思います。(実際、2月のお小遣いは200円くらいでした^^;)

またこのお小遣いで購入するものは、息子の好きなガチャガチャを想定しているので、月に1〜2回ガチャガチャができるかな?という感じです。

 

続けていく中でこれから色々トラブルが出てくるかもしれませんが、とりあえずはこの方法でしばらくやっていきたいと思います。

 

 

家庭の教育方針や子どもが違えばやり方は何通りもあります。我が家が取り入れたルール以外にも本には色々な実例が書かれてありました。

子ども手帳の導入による何よりの収穫は、私は口うるさく「〇〇やりなさい〜」ということが減り精神的に楽になったことと、息子も機嫌を損ねることが減ったことです。

 

私のように子どもにガミガミとつい言ってしまうというお母さんには、子どもの自主性を育てるためにも子ども手帳の導入はいいようです。

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