
最近、松永暢史さんの本を読むことが多いのですが、先日読んだのは「賢い子どもは「家」が違う!」です。
- 賢くなる家
- 子どもを伸ばす遊び
- 好奇心が高まる本選び
- やる気を伸ばすのは家族の力
について書かれていました。
先日の記事に「家族旅行こそ知的な実体験を積んで行くチャンス」ということを書きましたが、この本でも旅行などを通して「子どもに色々な体験をさせる大切さ」について書かれていました。
今回は、家族旅行の教育的な効果を高めるためのポイントについてまとめておきたいと思います。
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家族旅行は家族全員で計画を立てる
家族旅行に行く前には、地図を使いながら「家族全員で旅行先について話し合うこと」が大切だそうです。
例えば、
- 「どの山から流れている川なのか?」など、この川の源泉はどこか一緒に確認してみる。
- キャンプしに行く時などは「川のそばなのか、山の麓なのか、海の近くなのか」という場所について一緒に確認してみる。
- 自分たちから住んでいる場所から目的地まで、どういうルートを辿るのかを説明してみる。
こういう関わりをしながら、子どもの好奇心を掻き立てて行けば、同時に教育効果もあるということです。
長期休暇明けに「どこに行ってきた?」って聞くと「海!」とか「川!」としか答えられない子どもが多いそうで、そんな中「西伊豆の土肥に行ってきた!」などと答えられる子は、親がしっかり関わっているのでしょう。
著者曰く、苦もなく勉強ができるようになるのは、具体的な地名で旅行先を答えることができる子どもなのだそう。
旅行先の選び方
旅行とは、日常ではできないことをするものと言うことを意識して行き先を選ぶと良い。
五感の全てを刺激し、体全体を使うような体験をする方が、子どもにとってかけがえのない思い出になる。
旅行先を選ぶときは、
- ここでどんなことができるのか
- ここで何に触れられるのか
- どんな新しい体験をさせてやれるか
という視点を持つと良い。
家族旅行は「年に数回のレクリエーション」と言う意味だけでなく、子どもが豊かな経験を積ませるための貴重な機会と捉えると良いそう。
計画する時から様々な会話を交わし、家族みんなで楽しめば子どもの心に一生残る幸せを与えられるでしょう、とのこと。
さいごに
先日の記事では、家族旅行こそ知的な実体験を積んで行くチャンスであることを書きました。
詳しくは⇨おすすめ!家族旅行こそ知的な実体験を積んでいくチャンス
そして、「中学受験は社会で合格が決まる」という本では、中学受験に向けての「社会のすべての問題を解くために必要な公式」は、「日本の都道府県&白地図をインプットすること」と 書かれていました。
詳しくは⇨「中学受験は社会で合格が決まる」を読んで、乗り物好きの息子にぴったりの中学受験に向けての勉強方法を模索する
今、春休みの計画を立てています。
家族で行く旅行。子どもにどんな体験をさせたいと考えているのか、どんな意図を持っているのか、その親の考えの積み重ねは子どもの思考に大きく影響するのだなと感じながら計画を立てています。
中学受験のため、などといった小さな理由ではなく、やはり子どもの時に経験したことというのは大人になってもその影響を受けるということって大いにあると思います。
楽しいこと、感動したこと、とにかく心が揺さぶられたなんて言う経験を子どもの時からたくさんさせてあげたいですね。
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