私はあまり料理が得意ではありません。作るたびに味が変わってしまい、失敗することも多々ありました。

美味しい料理を作ろうと努力はしますが、基本面倒臭がり屋なのでできるだけ簡単に美味しい料理を作ろうといろいろな便利調理器具を試してきました。

例えばルクエのスチームケース、ビタクラフトの鍋セット、Vitantonioのワッフル&ホットサンドベーカー、圧力鍋など。。

どれもその調理器具があればいろいろな料理が作れる便利なものです。

 

その調理器具を使用して作るレシピ本もそれぞれに発売されており、調理器具を使いこなすために購入。本に掲載されているいくつかのレシピを作りました。

でも、長続きしませんでした。どうしてもレシピ通り作るのが面倒だったんですよね。いつの間にか今まで作っていた料理に戻っていました。

これは、調理器具に限ったことではなく、家事の効率化の技、例えばフリージング術とか作り置き術などにおいても私は全て挫折をしてきました。

 

そして、自分を責めることに。。

自分は三日坊主だからダメなんだ、こんなことも続けられない自分はなんて頭が悪いんだろう・・と。

 

そんな私ですが、ようやくそういった状況から抜け出せるようになってきました^^

 

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そもそも、私の料理はレシピをほとんど見ません。何故かと言うとめんどくさいからです。

レシピに書かれている材料を揃え、調味料を全て計測し、順番通りに入れなくてはいけないことがどうしても面倒なのです。その結果、出来上がる料理がおいしかったり、味が薄すぎたり、濃すぎたり・・・味のムラがかなりありました。

家族はそれに文句を言わず食べてはくれるのですが、自分自身いつも味が安定しないことにストレスを感じていました。ストレスを感じているなら改善すればいいと思うのですが、家族が許してくれる程度のことだったので、頑張り続けることが難しかったのです。

 

 

そこで救世主になったのが勝間和代さんのロジカル家事の本でした。

勝間さんも以前は料理本をたくさん買い込みレシピ通りに作っていたそうなんですが、今では料理一つ一つのレシピを覚えるのではなく、「味付けの塩分濃度は0.6%にする」というルールをもとに料理をするようになったそうです。

 

勝間さんの本を読む前に私も「水島シェフのロジカルクッキング」で塩分濃度の話を読んだことがありました。水島シェフの本は、勝間和代さんのロジカルクッキングの元になる考えの1つだったそうです。

 

 

ところが勝間さんのロジカル家事のレシピは、とても簡単です。

ただ本の中では、塩分濃度を守りながら塩と醤油で味付けをしたり、味噌と醤油で味付けしたりとバリエーションが多く、「塩分濃度の計算」がちょっと面倒に感じました。もともと目分量で味付けをしていた人間にとって、複雑な塩分濃度の計算をしながら料理をすると言うのはほぼ不可能(笑)。

そのためロジカル家事の本を読んだ後、少しの間は実践できていませんでした。

 

しかし現在の勝間和代さんのブログでは味噌だけ、醤油だけ、塩だけで味付けしており、より味付けがシンプル化したのです。そこで私もホットクックを購入して実践してみたところ、感動の美味しさ、感動の簡単さに驚きました。

「材料の総量に対して塩分濃度が0.6%の味付けをするだけ」でおいしい料理ができるなんて聞いただけでは想像もできませんが、初めてホットクック でラタトゥイユを0.6%の塩だけで作った時には、本当に感動する美味しさでした。

その後も、クリームシチュー、ビーフシチュー、炒め物など何でも0.6%の塩だけで味付けがすんでしまいます。

 

「材料の総量に対して塩分濃度が0.6%の味付けをするだけ」というルールのもと作る料理の中で、私の1番のお気に入りは0.6%の塩分の醤油で味付けした炊き込みご飯です。(これはホットクックではなく、圧力鍋で炊いています)

0.6%の塩分の醤油と聞くと計算が面倒そうと思うかもしれません。しかし実際はとても簡単で、材料の総量に0.375をかけるだけで、材料に対して塩分濃度が0.6%になります

 

だしを入れない分、私は旨味が出そうなタンパク質(鶏肉や油揚げなど)とキノコ類、ひじきを入れるようにしています。これに野菜を入れ、ときには雑穀米を追加して入れれば、栄養満点な炊き込みご飯ができます。

好き嫌いが多い息子もこの炊き込みご飯はよく食べてくれるので助かっています。

 

 

勝間さん使用中の調味料。

 

 

いつも三日坊主だった私が「材料の総量に対して塩分濃度が0.6%の味付けをするだけ」というルールを守り、ホットクックをほぼ毎日使用し続けています。しかも面倒と思うことなく。

それはなぜか、少し考えてみました。

 

 

私にとってとても大きな「ホットクックのメリット」2つ

一つ目は、無水調理をするための火加減を「調整するストレス」がなくなること

料理中、鍋に火をかけていると吹きこぼれたり鍋を焦がしたりしないように、常に気をはっていなくてはいけないですよね。特に私は健康志向な料理が好きでビタクラフトの鍋を使って無水調理をよくしていたのですが、火加減の調整が難しく、焦がしてしまったり加熱不足や加熱し過ぎてしまったりという失敗を何度もしていました。

ホットクックなら材料と調味料を入れてスイッチを入れてしまえば自動調理してくれるので、ホットクックで調理している事を完全に忘れてオッケーです。

それなのに、とてもおいしい無水調理ができてしまいます。

「材料の総量に対して塩分濃度が0.6%の味付けをするだけ」という味付けのルールとホットクック によって、「失敗しないで美味しい料理が作れる自信を持てたこと」は、ホットクックを使い続けられる一番の理由な気がします。

 

息子はホットクックで作った煮物やシチューなどに入っているにんじんがとても大好きです。無水調理は野菜の旨味を引き出してくれるんですよね。

 

 

2つ目は時間管理ができると言う事。

ホットクックは残念ながら時短料理ができません。少なくとも20分ぐらいは時間がかかりますし、長いものでは1時間半など煮込むものは時間がかかります。

そのため、帰宅してから調理し始めてすぐにご飯ができるわけではありません。

しかしブレッシュには「予約調理」と言う機能があります。朝出かける前に材料入れてスイッチを入れておけば、予約した時間にちょうど出来上がります。

 

ホットクック が1台しかないので品数を多くすることはできませんが、ご飯、シチュー、サラダくらいのメニューであれば、朝、炊飯器にご飯をセットし、サラダの野菜とシチューの具材になる野菜を洗って切り、シチューの具材をホットクック に入れてスイッチを入れておけば、自宅に帰ってきたら炊飯器のご飯とホットクック のシチューをお皿に注ぐだけ。

帰宅後、10分もかからずに食べ始めることができます。

夜ご飯のための準備も朝ごはんの準備に加えて20分ほどではないでしょうか。

 

予約調理以外にも普段から1時間くらいの調理時間のものの場合、ホットクック で1品調理しつつ、同時進行で他の料理ももう1〜2品作り、片付けまで終わった頃にホットクックの料理が出来上がるようにしています。

ホットクック の調理が終わるまで時間が余れば、洗濯や掃除など他の家事もこの間にパパ〜っとやってしまえるので、最近ではホットクックが稼働している時間は家事時間という位置づけになりつつあります。

 

こんな感じでホットクックを使用するようになってから、今までよりも時間を効率的に使えるようになった実感があります。

 

さいごに

おそらく「塩分濃度」と言う概念がなければ、やはりホットクックも宝の持ち腐れ状態になったのかもしれませんが、材料と調味料を計量するだけで美味しい料理ができるというのは、レシピを覚えるよりも私には合っていました。

今まで便利調理器具を使いこなせていなかった私でも、ホットクックだけは使い続けられています。メリットが大きすぎるからです。

 

塩分濃度をちゃんと計算してホットクックを使えば、今までほとんど料理がしたことがない人でも簡単においしい料理が作れるのは間違いないでしょう。

私のように、料理の味が安定しない悩んでいる方、味が安定しないのは塩分濃度と火加減がいつも一定ではないからです。ぜひ塩分濃度という概念を導入し、もし可能ならホットクック のような火加減を自動で調整してくれる調理家電など試してみてください^^

 

 

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