去年の夏休みに、サンライズ瀬戸に乗り高松に行きました。

息子は、寝台列車の旅がとても楽しかったようでまた乗りたいとずっと言っていました。

以前のサンライズ乗車についてはこちら⇨子連れで「サンライズ瀬戸」、乗車レビュー

 

そこで春休み、再び香川に行くことになり、今回も行きはサンライズ瀬戸で行くことにしました。

 

前回は、スタンダードな個室寝台「シングル」で息子と2人で寝ました。

とても狭くて苦痛だったので、もっと広く寝れるように!というのが今回の最低条件。

息子はまだ1人で眠れないし、シングルを2部屋取るのももったいない…。寝台料金がかからず、乗車券+特急券だけで乗れる「ノビノビ座席」でもいいかなと思ったのですが、サンライズ瀬戸に滅多に乗れるわけでもないので、奮発して今回は「シングルツイン」を狙うことにしました。

 

ちなみに、「シングルツイン」と言うのは、2段ベッドのお部屋です。下段のベッドは簡易ソファとして二人で向かい合わせて利用することもできるようになっています。

 

そんなシングルツインは「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」それぞれに8室ずつしかなく、シングルのチケットを取るよりも激戦です。もしシングルツインのチケットが取れなければのびのび座席にしてもいいか、息子と話し合いました。

 

息子は納得したものの、さらなる要求をしてきました。もしシングルツインのチケットが取れるなら「サンライズ出雲とサンライズ瀬戸が連結されている場所に近い部屋にして欲しい!」と。

以前、乗った時は1両目の部屋だったため、連結切り離し場所からかなり遠く移動が大変だったとのこと。確かに部屋を出るのが遅く、連結が切り離される瞬間は見れたものの一番初めから見ることはできませんでした。

そのことをしっかり覚えていたようです^^;

 

 

調べてみると連結されているのはサンライズ瀬戸の7号車とサンライズ出雲の8号車。

そして、サンライズ瀬戸の7号車にはシングルツインの部屋はたったの1つしかありませんでした。

かなり厳しそうですが、やってみるしかありません。

 

 

人生2度目の10時打ちです。

1度目の10時打ちについては、こちら⇨みどりの窓口で初めての「10時打ち」体験

 

今回も前回と同じ駅のみどりの窓口に向かうことにしました。

前回の経験では10時40分には列ができ始めると駅員さんに聞き、前回は10時20分に行って一番目に並び始めました。

 

前回はお盆前の夏休み、今回は春休み期間。

春休みは学生がメインのため、お盆前に比べたら混雑しないような気もしましたが、やはり絶対チケットを取りたい!と思い、今回も10時20分にみどりの窓口に到着するように行きました。そして今回も一番目に並び始めることができました。

 

以前は10時待ちをするお客さん用に別レーンを用意してくれていたのですが、今回は駅員さんに「こちらからお呼びしませんので、10時が近くなりましたら窓口に来てください」というようなことを言われてしまいました。

前回のように他のお客さんの列に並行して並んでいいのか、どのタイミングでカウンターいけばいいのかわからず心細かったのですが、とりあえず前回並んだところと同じところに並ぶことにしました。

 

9時50分過ぎからもうそろそろだとドキドキしてきました。後ろには3組ほど10時打ちのお客さんが並んでいました。

一般のお客さんも次々みどりの窓口に向かってくるので、一般のお客さんの列は常に2〜5人ほどいるので、どこかで一般のお客さんに割ってカウンターに行かなくてはいけません。

 

いつカウンターに行けばいいのかドキドキしながら待ち続け、9時57分。

前の客さんがいなくなったカウンターの駅員さんの顔を「カウンターに行ってもいいですか?」と心で伺いながら見つめていると、その駅員さんは一般のお客さんに断りを入れて10時打ちでずっと待ち続ける私を呼び入れてくれました。

 

息子に頼まれた「7号車のシングルツイン」という希望を駅員さんに伝えました。あとはひたすら10時を待つのみです。

 

以前の駅員さんは新人の方だったようで、入力の仕方などを他の駅員さんに確認していましたが、今回の方はベテランの風貌。

7号車のシングルツイン という私の無謀な要求にも「7号車と限定されるとちょっと難しいかもしれませんが・・・」と言いつつ、顔色変えず淡々とマルス(切符を手配する機械)に必要項目を打ち込んでいました。

 

9時59分。

担当の駅員さんは10時になる前から、静かに何度もマルスの決定キーを押し始めました。

 

前回は、みどりの窓口の時計が10時になるのを待ち、10時になったのと同時に決定キーを押していましたが、こうやって何度も決定キーを押し続けるという方法もあるのですね!

 

そして、10時、どうやらチケットが取れた様子。しかし顔色一つ変えず淡々とキーを押し続けます。おそらく座席を選択していたのでしょう。

 

そして、「7号車のシングルツイン取れました。」と一言。

思わず「ありがとうございます!」と私一人だけテンション高く喜んでいましたが、その間も駅員さんは顔色変えずに淡々と作業してくれていました。

 

クールな頼もしい駅員さんによって、今回も無事に希望の座席を購入することができました!!

よかったよかった〜〜!!

 

ということで、今回の我が家の春休みの予定が決まりました。

 

 

サンライズに乗って見たいけど、10時打ちなんて出来ない!という方に朗報です。

近畿日本ツーリストで、なんと「サンライズ出雲」を利用して旅行するツアーが売り出されていました。

期間は4月から9月まで。ゴールデンウィークや夏休みの旅行にぴったりですね。

 

おそらく、ゴールデンウィークや夏休みの旅行の場合、サンライズの予約のため10時打ちは必須となるでしょう。平日、絶対10時打ちなんて出来ない!まして休日の10時打ちはさらに競争率ば高そうだし、失敗したくないという方は、ツアーを利用して座席をとってもらうのが確実だと思います。

このツアーでサンライズを利用する場合、基本はのびのび座席のようですが、希望すれば追加料金で「シングル」や「ソロ」と言われる個室も利用できます。

 

出雲に行きたいという方、オススメです^^

 

 

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