引用:NHK HP

NHK 土曜ウワサの保護者会」2018年5月12日のテーマが

「我が家の食事これでいいの!?」

でした。

 

「栄養バランス」、「好き嫌い」、「団欒がないなど」など、子どもの食事に悩みがある保護者が約7割もいるそうです。我が家も息子の好き嫌いに悩んでいます。

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子どもの好き嫌いによる、母の心の負担

子どもの年代によって、家庭によって、子どもの食事について様々な悩みがありますが、スタジオにいた3人の子を持つシーラカンスさんが悩んでいたのは「子どもの好き嫌い」。我が家も直面している悩みですごく共感。

 

シーラカンスさんの悩みは、「できれば栄養バランスと子供が笑顔で食べることが両立できたらいいと思っていけど、ただでさえ料理が苦手なのでそれを両方叶えるのは難しい。食事、料理の時間がプレッシャーになっている。」というものでした。

 

このお母さんは料理が苦手と言っていましたが、かぼちゃ嫌いの子に食べやすいように小さめのかぼちゃコロッケを手作りしたり、嫌いなほうれん草が入っているお吸い物に、子どもが好きな車の形にくりぬいたかまぼこを入れて興味を惹かそうとしたりして、なんとか子どもに食べてもらおうと、かなり頑張っていました。

 

一方、子どもは「あれがよかった」「これじゃない方が良かった」と手をかけてせっかく作った食事に対し文句ばかり。

まるで我が家を見ているようでした(笑)。

この子どもからのダメ出し、かなり精神的にきついんですよね、シーラカンスさんの気持ちが手に取るようにわかり悲しい気持ちになりました…。

 

帝京科学大学の上田玲子教授の調査によると「嫌いな食べ物を食べられるようになった理由」という調査では、「強制」が理由で食べられるようになったのはたったの7%でした。

嫌いな食べ物が食べられるようになった理由は「成長するにともなって(33%)」、「大人や友人の真似(30%)」、「好奇心(25%)」だそうです。

ということは、親がニコニコしながら美味しそうに食べる姿を見せるのが一番いいということなのでしょう。

 

 

がんばらずにできる食事の工夫

お母さんたちはついつい嫌いな食べ物を食べさせようと、嫌いなものを混ぜ込んだり、隠したりと頑張ってしまいがちですが、料理研究家の上田淳子さんは、そんなお母さんたちに「がんばらずにできる食事の工夫」を提案していました。

 

例えば、豚肉、キャベツ、ニンジン、モヤシがあると、ご飯、肉野菜炒め、豆腐とわかめのお味噌汁というメニューになりがちです。

しかし、野菜が嫌いな子どもに対して、「嫌いな野菜が入っているとそれだけでその一品(肉野菜炒め)が食べたくない残念なメニューになってしまう」と言います。

 

そこで、1品1食材で品数を増やし、嫌いなものに対して「真っ向勝負」することをお勧めしていました。

そこで紹介されたのが、ご飯、生姜焼き、冷奴、人参サラダ、お味噌汁のメニューです。

人参はピーラーでひいて味が染み込みやすくし、子どもの好きなドレッシングをかけるだけという人参だけのサラダ。

キャベツは、あえて濃い目の味付けで料理した豚の生姜焼きの下に生のまましいて、お肉とキャベツを一緒に食べる美味しさを知ってもらおうというメニュー。

 

子どもが野菜を食べる機会を増やすというのがこのメニューのポイントで、一口でも野菜を食べられたらOK!ちょっとずつ美味しさを知ることで、そのうち野菜を食べられるようになると言います。

一口食べて、人参がちょっと美味しいと感じられると、子どもは「人参、大丈夫なんだ」と感じられるけど、その時に他の野菜やに肉が入っているメニューだと人参を我慢して食べたものになってしまうそうです。

 

食べられたという自信を一つ一つ積み上げていくのが大切なのですね。

 

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食事づくりはフルマラソン

上田淳子さんは、食事づくりはフルマラソン、という例えをしていました。

ゴールは「子どもが独り立ちして自分で必要な栄養を取れるようになること」。

毎日気を張って頑張る必要はなくて、「お惣菜を買ってくる」「頑張らないメニュー」など時々はお母さんそれぞれの方法で気をぬいてもいい、といいます。

 

私の場合、手を抜くことについてはもうホットクック を導入することですでに実践済み。ちなみに私の頑張らないメニューの鉄板はホットクックで作るカレーです^^

無水で作るので、トマトや玉ねぎなど野菜たっぷり、栄養満点なのに冷蔵庫の材料を切ってポンポン入れてボタンを押すだけと手順は本当に簡単。ホットクックを買う前よりもカレーの頻度が圧倒的に増えました(笑)

>>勝間和代式ホットクックの使い方は本物!

 

 

日本には理想の食事像、例えば「1日に30品目とりましょう」「栄養素のバランスを考えた食事」「好き嫌いがあるのは親のせい」「ご飯は手作りがいい」などあるため、それを自分のお家に取り込もうと自分で高いハードル持ってしまい、ついつい子どもの食事がプレッシャーになってしまうという悪循環に陥る方が多いそうです。

 

でも尾木ママは言います。

「他人の目や世間体ではなく、自分はどうなのか中心に考えないとやっていけないと思う。」

「日本の文化がお母さんたちのことを苦しめている。時代は進んでいるのにそこが変わっていない。」

と。

 

時代はどんどん変化していっているので、昔ながらの理想の食事に対する固定観念は持ち続ける必要はないんですよね。昔はこんなに便利な社会ではありませんでしたが、いまは色々と使えるリソースが増えています。また、昔、常識だったことが、いまは覆されて全く違うなんていうこともよくあることです。

 

 

息子、野菜嫌いを少しずつ克服中

息子も小学校での給食が始まり、お友達と一緒に食べるようになったからか、今まで全く食べられなかった野菜も少しずつ食べられるなってきています。本当、成長と共に食べられるものが増えているという調査結果は本当だなと思いました。

 

そして最近、また一つ食べられるようになった野菜があるのですが、そのきっかけが何と生活科の授業で野菜の旬を習ったたこと。

その日の夕飯にアスパラのベーコン巻きを出したのですが、今までアスパラを食べたことがなかったのに、「アスパラは春が旬なんだよ。いまが一番美味しいんだよ。」と伝えるとその日は素直に一口パクリ。すると「美味しい〜!」とパクパク食べてくれました。

びっくりしました〜。何がきっかけで食べられるようになるかわかりませんね。

 

 

さいごに

私もあまり料理が得意ではないので、息子の好き嫌いにはかなり振り回されてきました。頑張って作っても文句を言われると本当に心が折れそうになることもしばしば。

祖父母宅に行くと「どうして野菜が嫌いなのかしら?」と心配され、野菜嫌いの子も食べられるというメニューをいつも作ってくれるのですが、それらも全てがプレッシャーに感じるようになっていました。

 

最近やっと食べられるものが増えてきて、前ほど辛くはなくなりましたが…。

 

 

私が子どもの頃は、食べ物の好き嫌いといえば、人参やピーマンなど決まった野菜を嫌う子が多かったのですが、最近の子どもたちの野菜嫌いは、息子を含めて野菜全般嫌いで1〜2種類は大丈夫、といった傾向があるように思います。

今の野菜の方が品種が改良されて、食べやすいものが増えているというのに、どうしてなのでしょうか??

 

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