働く車が好きな子におすすめの場所、それは東京新宿区「四谷三丁目」にある消防博物館。四谷消防署と同じ建物にある消防・防災をテーマにした博物館です。

我が家は息子が歩き始めたばかりの頃、何度も遊びに行っていました。平日の昼間は人も少なく駅直結、大好きな乗り物がたくさんあって随分お世話になりました。

しかし、結局働く車よりも電車!になってしまったので、最近では行く機会も減っていました。

 

東京都教育委員会主催で平成30年7月1日(日曜日)から平成31年3月31日(日曜日)まで「親子防災体験」というのが開催される、というのを夏休み前に学校からお知らせをもらい、夏休みに消防博物館へ行ってきました!!

夏休みは特別に、防災ノートを施設へ持って行き、防災体験をすれば防災グッズがもらえるということで、記念品もちゃんともらってきました^^

スポンサーリンク



 

 

消防博物館はどんなところ?

新宿区四谷の消防博物館は東京消防庁 四谷消防署併設の博物館で、消防博物館の隣と2階部分は本物の消防士さんが働く消防署になっています。

消防博物館の地下一階の入り口と丸ノ内線「四谷三丁目」駅 2番出口が直結しているので、雨でもスムーズ。

 

ただ一つ問題なのが、四谷三丁目の駅は小さな駅でホームごとに出入口があるにも関わらず、エレベーターが一つしかないということ。

息子が1歳の頃はまだエレベーターが一つもありませんでしたが、数年前、池袋駅行きの電車に乗れる2番出口にのみエレベーターができました。

それでも、未だに荻窪方面の1,3番出口にはエレベーターがないので、ベビーカーをたたんで担ぐことになるかもしれません。外に出る際には駅員さんにお願いすれば快く手伝っていただけるのですが、中に入る際には。。。大変です。

 

 

地下一階

地下一階にはレトロな消防車がたくさん並んでいます。

ずらりと並ぶ消防車はどれもカッコよく、大人もワクワクする空間。

中央が吹き抜けになっていて、1階のヘリコプターが下から見上げることができ、はしご車のはしごもカッコ良く伸びて絵になります^^

 

消防車が展示されているとなると「乗ってみたい!!」と思うのが子どもの本能。しかし、残念ながら普段は乗ることができません。

月一回行われる「消防自動車乗車撮影会」に行けば、月代わりで1種類の消防車に限定されますが、乗って写真を撮ってもらうことができます。

直近で行われるのは9月15日です。

第1回 午前10時00分~11時30分
第2回 午後2時00分~3時30分

内容:展示車両に乗った姿を撮影し、ポストカード(特製台紙付き)にしてプレゼント。

 

他にも地下一階には小さなミュージアムショップもあります。消防車のトミカはもちろん、今までに見たことがない消防署グッズが売られていますよ。

 

1階

1階はエントランス。

地下1階と吹き抜けになっている部分に消防ヘリコプター「ちどり」が吊られています。

ガラス張りになっていて開放感がある空間です。

 

今回夏休み特別企画のために、1階の一部分は地震体験ができるスペースになっていました。いつまで体験できるのか、確認してきませんでしたが、4歳以上の子どもから体験できるものです。

写真のような椅子にシートベルトをして座り、実際の震災の揺れ方を体験できるという本格的なもの。

いくつかのコースを選択できるのですが、直下型から長周期地震動の揺れまで再現されていました。

 

3階

現代の消防ゾーンになっています。

消火・救急活動をアニメと模型ショーステージにより学べるようになっています。アニメはちょっと古い感じですが、火事の怖さや消火・救助する様子がわかりやすかったです。

 

 

おそらく、消防博物館の中で、いま、最も人気のコーナーが「なろうよ!消防士」

消防車の運転と放水の体験ができるというものです。

 

写真の右に見えている赤の四角のものが消防車の運転席、その前に放水のノズル、そして前には画面。

火事の通報が入るところからゲームが始まり、現場まで消防車で安全運転で向かい、到着した後は車の前にある放水ノズルを使って消火します。

 

無料でこれだけのゲームができるのは、本当にお得。

キッザニアの消防体験とまではいかないですが、ゲーム好きの子なら喜びそうです。

 

人気の「なろうよ!消防士」は1回が5分ほどあるので、人が多く来場する時間帯はかなり並ぶことを覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

上記写真は、注意書きです。

 

他にも小さな子が喜びそうなのは「消防隊に変身」コーナー。実際に消防隊が使う資器材に触れたり、試着用の防火衣(子供用あり)を着て消防ポンプ車の座席に乗ることができます。

また、ヘリコプターがあって乗車できたりと、3階は子どもたちが楽しめるところが多いですね。

 

4階

消防の変遷ゾーンになります。

ここは小さな子にはあまり面白くないかもしれませんが、小学生の自由研究にはぴったりな場所。明治時代から大正、昭和初期にかけての消防の発展についてわかりやすくまとめられています。

「消防の近代化」コーナーでは、昭和に入って、高層のビル火災など多様化する災害への対応、救急業務の開始、戦時中の消防、戦後の消防、災害を未然に防ぐ近代消防への発展についての展示がされています。

 

5階

江戸の火消しゾーンになります。

小さな子には難しいですね。こちらも自由研究をする高学年にお勧めの場所です。

 

小さい子は、5階の屋外にあるヘリコプターヘぜひ行ってみてください。雨や強風で閉鎖されることもありますが、このヘリコプターの操縦席はなかなか楽しいです。

 

かなり年季の入った機内、操縦席に座って操縦桿を握ることもできます。

トミカショップオリジナル 消防防災ヘリコプター
ノーブランド品

 

6階

消防博物館の6階では、季節ごとに企画展が行われています。

現在は、夏休みの防災のための企画展です。

 

 

10階

10階は、天気のいい日には富士山を望める展望ラウンジになっています。消防博物館の中で唯一飲食ができる場所でもあります。

四谷三丁目の周りには飲食店がいくつもありますが、小さな子を連れてお店に入るのはちょっと大変ですよね。

事前にお弁当などを買い込んで、お昼になったらこちらでゆっくり食べると楽チンです。

 

 

ちなみに、我が家が消防博物館に遊びに行った際に行ったのは、消防博物館の向かいにあるラーメン屋さん「鶏豚骨 一學」。

以前は銀だこがあった場所に新しいラーメン屋さんができていたので試しに行ってみたのですが、ちょっと変わったラーメンでしたが美味しかったです。特にチャーシューがふっくら柔らかった〜^^

 

全てカウンターの小さなお店なので、ベビーカーを持って行くのは難しいですが、子供可のお店なのでもしよければ試してみてください^^

 

 

親子防災体験はこんな感じ

消防博物館の親子防災体験は、特にこれをしなくてはいけないというわけではなく、6階の企画展示の受付で防災ノートに参加施設と参加日を記入したものを見せると記念品(ライト)をもらえました。あとは自由行動です(笑)

 

6階で行われていた企画展示では、消防博物館オリジナルの企画「東京大地震」について学べるクイズや映像が用意されていました。息子はクイズを解いた後、しっかり映像も見て地震の怖さや防災知識を学んでいました。

息子には少し難しいのかなと思ったのですが、息子は前に「地震のサバイバル」を読んで少し地震に対して知識があったため、映像と本の知識がつながっているようでした。

終わって一言。

「サバイバルは、やっぱりためになる本だなぁ。」

とその日はサバイバルの本を5冊も読んでいました!

 

 

ちょっと脱線した話ですが…。

サバイバルの本が我が家にきてから、息子は何度も読み直しています。

少し難しい内容でも漫画なのでスラスラ読めますし、わからないながらもなんとなく頭に残っている知識も増えてきているようで、実際に体験することとサバイバルに書かれてあることがつながるという経験をこの頃よくしているようです。

 

さいごに

今回、消防博物館に行ってびっくりしたのは、中国人観光客が複数組いたこと。

以前通っていた頃は日本人ばかりだったので、ここも観光客が来るようになったのかと驚きました。言葉はわからなくても、日本の古い消防車両や火消しの展示などは興味深いものなのでしょう。

 

お盆休みは混雑していたそうですが、平日なら徐々に来場者の人数も落ち着いてきているようです。

夏休みも残りわずかになってきましたね。どこに遊びに行こうか迷ったときに、冷房もしっかり効いている消防博物館はオススメです^^

 

スポンサーリンク


ブログランキング参加中です!
記事がお役に立ちましたら、下記リンク2つのクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 子育てブログへ にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ にほんブログ村