
夏休みにいろいろと計画したにも関わらず計画倒れしたプランが多い中、実行できたのは国立博物館で行なっていた「縄文展」に行き、息子に少しでも歴史に興味を持ってもらおう!という計画。
詳細記事 → 夏休みプラン 歴史に興味を持つきっかけ作り
今まで、「国立科学博物館」には何度も通っているのですが、「東京国立博物館」には行ったことがありませんでした。大人向けで子どもにはちょっと敷居が高い感じがしていたんですよね。
初めて東京国立博物館に行ってみての感想は、良かったです!!^^
東京国立博物館は広すぎて「縄文展」だけで息子の集中力は切れてしまいましたが、またリピしたくなりました。
歴史にまだ全く興味のない小学2年男子が、縄文展を楽しめるよう工夫したあれこれについて書きたいと思います。
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ドラえもんで土偶を見る
事前の計画通り、まずはドラえもんの映画を見せました。
Amazonプライムビデオを使って、映画を再生します。
新しい方の「日本誕生」です。ギガゾンビの手下の土偶が出てきた場面で息子に
「これ、知ってる?」
と聞くと、
「バチガミでしょ?」
と息子。
「バチガミ??」
よくよく聞くと、アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」の敵なのだとか。
今放送されているバージョンでは「漆黒の新幹線」が敵なのですが、以前のPVでは「バチガミ」が敵だったそう。
というわけで、一応土偶の形は見たことがあったようです。ドラえもんでも土偶を見て、「ず〜っと昔に土で作られた人形」という認識は持ってくれたようです。
Amazonプライム、送料無料なだけでなく「プライムビデオ」まで無料で見放題なのはありがたい! レンタルビデオに行かなくてもすぐ見れるのは便利ですね。
歴史漫画に挑戦
以前、購入してまだ本棚に眠っていた「日本の歴史」を読み聞かせてみることにしました。
詳細記事→ 日本の歴史漫画を比較してみました 2018年(低学年にオススメあり)
よくよく吟味して購入した歴史漫画ですが、息子が一人で読み始めるためにはハードルが高かったようです。息子は、同時期に購入したサバイバルシリーズばかり読んでいます。
そこで、縄文展をみる前にせっかくなので縄文時代だけでも「読み聞かせ」ででも聞いてもらおうという作戦です。
やはり、読み聞かせってすごいですね。
今まで興味を持たなかった本でも読み聞かせると、ちゃんと聞いてくれました。
調子にのって何回かに分けて1巻を全部読みましたが、やはり奈良時代など登場人物が多く出てくるようになるとよくわからないそうです。
それでも読み聞かせ中はちゃんと聞いてくれるし、「続きを読んで〜」とお願いされるので、関心はある様子。
ここでも縄文土器についてイラストを見ながら、
「ドラえもんに出てきたね。」と確認し、
「今度、本物の土器を見に行ってみる?」と聞くと
「行きたい!」とワクワクしていました。
何度か土偶と接触することで、うまく興味を引き出せたかなと思います。
博物館では息子にガイドしてもらう
いざ、東京国立博物館へ!
普通に見にいったらどうなるか…、知っている土偶を見つけたら「外出よう〜」と言い出しかねません。
最近の博物館の展示には音声ガイドがついています。
特別展は、特別なガイドになり、「縄文展」では杏さんが案内役でした。
ただ展示を見るよりも音声ガイドを聞いた方が、楽しめそうですが、息子が途中で飽きる恐れもあり、息子と一緒に二人でゆっくり音声ガイドを聞けるとは思えません。そこで私としては思い切った作戦を決行しました。
それは、息子だけ音声ガイドを装着し、音声ガイドをもとに息子に縄文展をガイドしてもらう作戦!!
縄文展に入る前に、息子に音声ガイドを聞きたいか確認したところ、息子は聞きたい!と。
そこで、息子に音声ガイドで聞いた話を要約して教えてくれるるようにお願いしました。すると息子は「ママに教えてあげる〜!」とノリノリ。
実際、ガイドしてもらうと、聞いたばかりの話を話してくれるので、話している内容が意味不明…となることも少なかったです。
とはいえ、おそらくちょっと難しい話や興味のない部分はかな〜り端折っていたと思いますが、私は元を知らないので全く気になりません。そして後半は集中力を切らして、教えてくれなくなりましたが、それは想定内。
音声ガイドで教えてもらったことを一緒に確かめたりして、土器や土偶についてたくさん会話しました。
音声ガイドで土偶以外の今まで見たことのない土器にも興味を持てたことは、一番よかった点です。
2番目によかったのは息子が音声ガイドを聞いている間、ガイド中の展示で立ち止まってくれていたので、私もじっくりと展示を見ることができたことです。
せっかくの博物館、しかも国宝の土器がずらりと揃う珍しい展示ですので、私もじっくり見たい!と思っていましたが、息子が音声ガイドを聞いている間に、展示の説明文を読めたりゆっくり土器を眺めることができて、じっくり見たい欲求が満たされました〜。
今まで音声ガイドは聞いてみたいなとは思いつつも、息子が飽きてしまってどうせ最後まで聞けないだろう…と思い借りていませんでしたが、息子も大きくなり「これは活用できる!」と実感。これからは絶対借りようと思いました。
縄文展と同時に開催で美術にも親しむ
同時期に開催されていた、NHK Eテレ「びじゅチューン!」とのコラボレーション企画「トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」も少しだけ行ってみました。
「びじゅチューン!」はとは?
世界の「びじゅつ」を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組です。作詞・作曲・アニメ・歌などすべてを手がけるのはアーティストの井上涼さん。
毎週水曜 午後7時50分放送
この番組自体初めて知ったのですが、ちょっとふざけている感じが歴史や美術を身近に感じさせてくれて、今時の番組ですね。面白いもの好きな息子に見てもらいたいなと思いました。
放送時間がちょっと遅くて我が家はオンタイムで見れないかな。録画しようと思います。
さいごに
今回、歴史に興味を持ってもらうきっかけ作りとして、東京国立博物館にいってきました!しかし、考えてみると今まで歴史や美術についてあまり触れてきていなかったことに気づきました。
つい、息子が好きな乗り物関係の場所へ行くことが多く、博物館といえば科学博物館系ばかり。
今回のような企画展をうまく利用しながら、これからは息子の興味関心の幅を広げられたらいいかなと思います。
それにしても「縄文展」、とっても混んでいました。
チケットを購入するために列に並んでから入場するまでに約1時間。もちろん会場も大混雑でした。
幼稚園くらいの子どもを連れた家族も見かけていたので、親の興味関心は子どもに影響するんだろうなと感じました。
息子に合わせた歴史漫画を買い直しました。
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