2年生になり新学期始まって、すぐ学校で行われていたのは身体検査と体力測定でした。

 

体力測定と言えば1年生の時の散々たる結果…。

息子は小さな頃から運動神経がいいとはいえず、大丈夫かなと思うこともしばしばあったのですが、体力測定で数値化されると親としてもちょっとへこみました。

 

今年は去年よりも成長してくれればそれでいいな!と本人の成長を期待しているところなのですが、こんな記事を見つけてしまいました。

「子どもの体力は親の収入で決まる? 23区で最も低いのは〇〇区だった」

まず断っておかなくてはいけないのが、この記事でいう「子どもの体力は親の収入で決まる」というのは東京23区内に限られたお話のことだそうです。

 

そして、我が家はその23区内…です。都会で子育てをしていて「子どもの体力、運動能力」について体験したこと感じたことを書いていきたいと思います。

 

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未就園児のエピソード 〜公園に子どもがいない〜

息子が幼稚園に入る前は、息子に体力をつけさせたくてたくさん歩いたり、公園に遊びに行ったりしていました。

頑張って出かけてはいましたが、正直子どもを近所の公園に連れて行くのは苦痛でした。

 

というのも、以前住んでいた我が家の近くにある公園にはほとんど子どもが来なかったのです。

テレビでよく聞く「公園デビュー」なんて言う話を想像しながら初めて近くの公園に行った日、その公園には誰もいませんでした。同じ公園ばかりでは飽きるので、近くのいくつかの公園を回りましたが、どこの公園も子どもたちの姿はほとんどありませんでした。

少子化だから?と思ったのですが、近くにはマンションもたくさんあり子どもたちもたくさんいるはずなのに。

みんなどこにいるのかな?とさみしい気持ちになった時もあったのですが、平日の公園に誰もいないのは、多くの子どもたちが保育園に行っており、保育園に行ってない子は、全員ではないですが習い事に行っていたため公園にはほとんど子どもがいなかったようです。

 

子育てブログなどで「お弁当を持って、子どもと1日中公園で遊びました」という記事を見かけますが、私には誰もいない狭い公園に子どもと二人きりでずっと過ごすことはできませんでした。。

 

公園に行っても1時間程度。公園までの往復、散歩やスーパーの買い物を含めても絶対半日はかかりません。

日々の小さな積み重ねで、子どもの体力や運動能力に差が出くるんですよね。

 

 

幼稚園時代のエピソード 〜環境で大きな差が出てくる〜

「子どもの体力は親の収入で決まる? 23区で最も低いのは〇〇区だった」

まさにこの記事のいうとおり、都会に住んでいると子ども本来の運動量を満たすことはなかなか難しいと思います。

 

ちなみに、私の意見は、子どもの体力は親の収入よりも「親の意識」で決まると思っています。

親が意識していろいろ工夫すれば、お金をたくさん使わなくても子どもに体力をつけさせることはできるからです。

 

でも、お金のある家庭で親の意識が高い場合は、子どもの習い事にかなりの時間とお金をかけていて、まさに記事に書かれている通り「金をかけて子どもの体力を買う」という状況になります。

 

 

息子の幼稚園時代、本当にそんな現実があるのを目の前で見ましたが、そういう家庭はスポーツ系の習い事をさせているだけでなく、普段から公園にもよく行くし、自然体験ができるような遠出も週末ごとに行っていました。

 

我が家も幼稚園に入ってからスポーツの習い事を始めましたが、逆に公園にはほとんど行かなくなってしまいました。

公園に行かなかったためボールや道具を使って遊ぶことがほとんどなく、「投げる」「走る」「跳ぶ」「蹴る」などの運動の基本動作については、あまり経験させてあげられませんでした。

 

 

幼稚園によっては園児全員が卒業までに逆上がりができるように特訓するというところや、体育会系幼稚園なんて言われるところもあります。

我が家の通ったところは園児の自主性にまかせて本人がやりたいことをとことんやらせてもらえるという自由保育だったため、強制的に何かをやらされることはほぼありませんでした。そのため外で走り回って遊ぶタイプではない息子はインドアでずっと遊び混んでいました。

きっとこんなところでも運動能力に差が出たのでしょう。

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現状について 〜安心して遊ベる場所がない(涙)〜

「子どもの体力は親の収入で決まる? 23区で最も低いのは〇〇区だった」

記事に書かれているように、我が家の周りも私が子どもの頃に経験したような遊び場はほぼ皆無です。

私が子どもの頃は家の前の路地や近くの原っぱで鬼ごっこやかくれんぼ、ボール遊びや縄跳びなど自由に遊ぶことができました。

 

しかし今の我が家の前は大きな道路が走っているため絶対そんなことはできません。また、裏の道も結構な量の車が通るので危ないです。

そして、基本的に近くの公園はボール遊びを禁止しています。ボール遊びができるようにフェンスを設置している公園もありますが、我が家からはやや遠くにあり、フェンス内の敷地も広くなくて人でごった返していることも…。問題があるのが現状です。

 

また、我が家の近くの道路は歩道と車道に区切られ、安全な道に整備されていますが、それだけ車の通りが多い道と言うことで、息子は小学生になっていますが、まだ子どもだけでその道を歩かせるのは、まだ怖いです…。

小学校までは横断歩道を渡ることなく行けるので1人でいかせていますが、習い事などは近いところでもまだ付き添っています。

 

一年生の時は、息子の同級生のママと話をしていても、「〇〇ちゃんは1人で習い事に行っているんだって、すごいねー。」と言うような会話が行われていたくらいですから、よっぽどしっかりした子や上に兄弟がいる子じゃないと親なしで習い事に行っている子はいないようでした。

二年生になり少しずつ一人でお友達のうちに遊びに出かけたり、習い事に行ったりする子が増えてきているようですが、息子にはまださせていません。

いつから一人で出かけることを許可しようか悩みます。(今の所、息子も一人で遊びに行きたいとも言わないので、まだ決断しなくてもいいのですが・・・。)

 

そんな状況ですから、伸び伸びと日が暮れるまで外遊びをするという環境ではなく、どうしても室内での遊びが多くなっています。

 

ちなみに一方で国立や私立小学校に通っている子などは、1時間近くかけてバスや電車を乗り継いで通学している子もいるので、子どもが一人で出かけられないという問題は、親の気持ちによるところが多いのかもしれませんが…。

 

 

さいごに

私の運動に対する考えは、「できたほうがいいけれど、できないからダメだ」とは思っていません。

人の能力は個性です。

でも、環境のせいで能力を潰してしまっているならかわいそうかなと思ってしまいますし、「体を動かすのが好きでいてほしい」とは願っています。

 

今回の記事タイトル「都会の子どもの体力問題」と書きましたが、学校内でも運動能力の高い子はたくさんいます。都会の子が全員、運動能力が低いわけではありません。

 

でも実際、運動能力が高いなと感じる子は、サッカークラブや柔道、体操クラブなどの教室に通っている子が多い気がします。ということは、体力を買っているということになるのでしょうか?

側から見ているだけでは、その子の運動能力が高いのはその教室のおかげなのか、日々の過ごし方にあるのかはわかりません(笑)

 

ただ、今回、息子には今まで「投げる」「走る」「跳ぶ」「蹴る」の運動の基本動作をする機会が全然足りなかったかも、と反省しました。

しかし、現在息子はまだプレゴールデンエイジといわれる年齢。まだまだ大丈夫なはず!

このあたりを参考に、ちょっと考えてみたいと思います。

 

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