先日、早稲田アカデミーの講習会に行ってきました。

学校の始業日だったためすべての講演を聞くことができませんでしたが、何とか新井紀子先生のお話は聞くことができました。

「人工知能が大学入試を突破する時代、人は何をすべきか?」

と言うテーマでした。

 

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新井先生の有名な著書  ↑ は読んだことがありましたが、少し前だったのでもう内容をぼんやりとしか覚えていないと言う…。

今回の講演会は、その著書の内容をわかりやすくした内容がメインだったかなと思います。

 

早稲田アカデミーは英語教育に特化した早稲田アカデミーIBSの宣伝として今回の講演会を設けたのだと思いますが、新井先生は英語は母国語が確立してから学ぶべきで、日本でしかもおうちでバイリンガルは絶対無理、1番いいのは海外に出ることとおっしゃっていました。

つまり、早稲田アカデミー的には、海外に出た状況に近い環境づくりとして早稲田アカデミーIBSを勧めたいのかな?と思いました。

 

新井先生は、学生時代、日本でペーパー試験の英語では良い成績を取っていたものの、日本で習う文法のような正しい英語は、ネイティブの若い子たちは使わないため、現地の女子大に行ってみたら周りが何を話しているかわからないと言う状況だったそうです。

そンな環境の中過ごしながら1年ほどで英語力は身についたとのことで、今ではネイティブとほぼ変わらない発音で喋れるそうです。

ご自身がそういった経験をお持ちなので説得力があるお話でしたが、一方で新井先生が優秀だったからでは?とも思ってしまいました。

 

今の日本の英語教育は転換期にあります。

小学校でも英語の授業が始まりましたし、これから中学受験の試験に組み込まれていくでしょう。

その一方で、最近話題になっているのは、ポケトークの登場です。

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ソースネクスト
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翻訳する機械の進歩が目覚ましいため、今後は英語を学ぶ必要がないのではないかと言う意見も出てきています。

 

 

それに対して新井先生は、ポケトークの会話レベル以上になるまで勉強しないと英語を勉強する意味は無いと言い切っていました。

というのも、ボケトークは文法を理解しているわけではなく、過去に多くの人たちが話したことを統計的に選び、翻訳を当てているだけなので、今まで誰も話したことがない内容は訳すことができないためです。

今までにない仕事の話、学問などの話をするためにはポケトークでは無理ということですね。

つまり海外旅行するレベルの英会話はボケトークで充分、それ以上の会話を海外の人とするためにはやはり英語の勉強は必須であり、逆に中途半端にポケトークレベルの英語力のために勉強するのなら勉強する意味がないと言うことでした。(結構、新井先生はズバズバと言い切る方でした^^)

 

子どもが将来どんな仕事についてどんな人と仕事をするのか分かりませんが、誰かに指示を受けてその通りの作業をこなすような仕事ではなく、自ら何かを創造するような仕事について欲しいと思っています。

そうすると英語のレベルは必然的にポケトークレベル以上の勉強が必須ということですね。

 

ただ、今の息子は日本語ですら何かを説明することが十分にできていないので、もう少し日本語での表現力を伸ばしてから、英語なのかなぁと思ったり、やはり今から英語に少しでも触れていた方がいいのかなと思ってみたり…。

英語の方針だけはどうしたらいいのか、決めかねています。

 

 

さて、今、新井先生の作った東ロボくんは大学受験者上位20%の偏差値にいるそうです。

学部を問わなければMARCHレベルの大学には合格できるレベルだそうで、あと数年後には早慶にも入れるだろうと言われています。

それだけの偏差値を持つ東ロボくんですが、文章を読めませんし、文法も理解できません。

 

そんなAIに対し、人間の優位性は何なのか。

それは「意味を理解して読み、書き、問題解決できること」だそうです。

 

現段階では「2つの文の意味が同一であるか見極める事」は、AIではできないそうです。

つまりキーワード以外は読めていないと言う事で、これは例えば国語の答え合わせができるかできないかという能力になります。

 

2つの文が同じ意味か判断できないのは、今まで穴埋めのプリントやドリルをやり続けたりした弊害だそうです。

単語の意味がわかるだけではダメで、文章の意味をきちんと理解することができるというのがAIに勝る能力になります。

 

他にも「推論」や「イメージ同定」、「具体例同定」などAIには絶対できないことがあるのですが、書いてあることをその通りに理解することができると言うのがポイントになります。

なので、「きちんと教科書が読めるようにする」と言うのが、AIに負けないために磨かなければいけない人間の能力なのだそうです。

 

 

文字が読めるのだから、文章を読めるというのは当たり前なのではと思いがちです。

しかし、新井先生の調査から文章が読める人と読めない人の差は明らかに学力の差に出ていて、すごく納得できるものでした。(この辺りは先生の著書にも載っている内容だったと思います)

 

子どもが文章を読めるようになるために、小さい頃にした方が良いこととして、たくさん大人の会話を聞かせる、リアルに接続させる、じっと子どもが見る時間を待つ、たくさん歩かせると言う事をあげていました。

小学生については、具体的なことをあげていませんでしたが、この問題集をやればできるようになるとかではなく、普段から子どもに「教科書に何が書いてあるか教えて」など問い続け、親が教えないスタンスで話を聞き、会話をすることのようです。

 

とにかく、単語をたくさん暗記させるのはAIと同じ方法になり、その能力はAIには絶対かなわないため、穴埋めプリントやドリルなどは絶対良くないと言うことを何度も繰り返しておっしゃっていました。

 

今後は息子が「意味を理解して読み、書き、問題解決出来る」ように、論理的に物事のつながりを考えられるような会話を日常でも意識していければいいなと思いました!!

とは言っても難しいですけど〜。

 

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