
乗り物好きの子どもによくあるのは、お話の絵本より図鑑ばかり読んでいるということ。
もちろん図鑑を読むことはとてもいいことですが、図鑑だけじゃなくてお話の絵本も読んで欲しいなぁと思うのが親心ですよね。
以前は息子も「好きな絵本持っておいで〜」というと、真っ先に電車や飛行機の図鑑を持ってきていました。
そこで私は図鑑に偏らないように、物語の絵本もおもしろいよ〜と乗り物が出てくるおはなし絵本を取り入れて読むようにしてきました。
そのおかげか?、最近は「かいけつゾロリ」シリーズにはまったおかげもあり、物語の本を読むようになってきています。
今日は、未就学児におすすめのおはなし絵本を3冊ご紹介したいと思います。
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ぼくうんてんできるんだ
くまのくまたくんシリーズの1冊です。
くまたくんがとてもかわいくて、息子は図書館に行くといつもくまたくんの本を選んでいました。
くまたくんシリーズには、船に乗ったり飛行機に乗ったり、お父さんが車を買ったり、いくつか乗り物が出てきます。
乗り物以外のお話も、小さい子にとってはちょっと背伸びをしたテーマを取り扱ったもので、興味が惹かれるようです。
1980年代に出版された古い絵本ですが、古さを感じさせないおもしろさがあって、オススメのシリーズです。
その中でも、「ぼくうんてんできるんだ」は、いろいろな乗り物の運転に挑戦する前向きな姿が微笑ましくて、私が好きな本でした。
自信満々に「できるんだ〜」と言いながらすってんころりと転んでしまう、お間抜けな姿に息子は大笑い。
一緒に転んでいました。
しょうぼうじどうしゃじぷた
発行されたのは1963年!
読み継がれている絵本には、やはり理由があるようです。
主人公のジープを改良して作られたじぷたが主人公のお話です。
じぷたは小さく、他の消防車や救急車に比べてちっぽけな自分に悲しくなります。
周りの車両を羨ましく思う時もありましたが、自分にしかできない仕事を任されて自信を得ていくお話。
大人になった私にこそ突き刺さる物語でした。
「そのままの自分でいい」
そんなメッセージが込められているような気がします。
ピンポンバス
この本は、少し文字数は多めですが1歳の頃から読んでいます。
バスの運転席やお客さん、街の風景などが細かく描かれている絵本で、読むたびに新たな発見があり、「これは?」「これは?」の連続、この本でずいぶんいろいろな言葉を覚えました。
私としては、懐かしい田舎の風景や、運転手さんの乗客に対する優しい心遣いに心が温かくなります。
この本の作者、竹下文子さんはたくさん乗り物の絵本を書いていて、何冊か図書館で読ませてもらいましたが、息子の一番のお気に入りはこの本でした。
息子にとっては、信号待ちのページの働く車がたくさん出てくるところがポイントで、毎回指差して車の名前を言っていました。
まとめ
いかがでしたか?
息子は幼稚園に入ると、先生が読み聞かせてくれる本はなんでも喜ぶようになりましたが、それまでは乗り物の本ばかりでした。
昔話もアンデルセンもイソップ童話もいろいろ読んであげたいけど、息子が持ってくるのは電車の図鑑ばかり。
それでも、図鑑の中に物語の本を潜ませて一緒に読み聞かせていました。
幼稚園の時、昔話やアンデルセン、イソップ童話が好きになったのですが、そのきっかけは実は読み聞かせCDでした。
私が読み聞かせるのが面倒だったというわけではないのですが(笑)、車に長時間乗るときなどCDをかけておけば聞いてくれるかな?と思って始めたところ、これが大正解!
好きな話は暗唱できるくらいまで覚えてしまいました。
実際に読み聞かせたのはコチラ↓
図鑑が好きな子がよろこぶおはなし絵本、電車編はコチラ↓
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