先日の記事でハウステンボスのことを書きました。
どうやってハウステンボスに行くと面白いかなぁといろいろ考えていたところ、私のツボにはまるツアーを見つけてしまいました。
2017年夏休みコスタ・ビクトリアの旅
このツアー、6日間かけて東京の晴海埠頭を出発して佐世保、済州島(韓国)を巡るJTB 旅物語の海外旅行ツアーものです。
乗り物好きの子どもにとってはクルーズ船に乗ることは、1番の楽しみになりますよね!あまり長い時間ではありませんが、佐世保港に入港した際にハウステンボスに行けるツアーもあります。そして世界遺産とグルメの島、済州島も楽しめるちょっと欲張りなツアーです。欲張りなのは巡る場所だけではありません。船内ではいろいろな体験をすることもできますし、実は英語にもたくさん触れることができるんです!
今回は夏休みにおすすめの子どもと一緒に乗るクルーズについて徹底解剖したいと思います!!
クルーズ船のおすすめポイント3つ
クルーズ船のイメージは、夜にはパーティーがあってドレスで着飾り、富裕層の方たちが世界一周旅行で乗っているような豪華客船のイメージじゃないですか?子どもが乗っても、ずっと船の中だし、とても退屈するのでは?周りにも迷惑をかけるのでは?と思われている方もいると思います。
私もそういうイメージを持っていました。でも、ヨーロッパで育った友人に「子どもの教育のためにクルーズ船で旅をすることはとってもおすすめだよ〜」と強くすすめられ、話を聞いてそのイメージは払拭されました。
なぜおすすめなのか、ポイントは3つ。
- 楽!
- 英語が身近になる
- 海外旅行に安く行ける
楽!
クルーズでの旅行が「楽!」なのは想像つきますよね。
出発の時にトランクを持っていけば、どこに行くにも拠点は船になりますので、移動するごとに荷物をパッキングする必要もないので楽ですよね。
その日たくさん観光して疲れても、船に戻れば休んでいる間にまた次の観光地へと連れて行ってくれます。また移動時間が長いですがその間も船内にはプールやジムもありますし、イベントなども常に行われていますので、飽きることがありません。
唯一の欠点は、旅行は「自分で計画して自由に見たい」という方や車を運転するのが大好きで「自分で移動したい」という方には向かないことでしょうか。
英語が身近になる
次の「英語が身近になる」というのは、海外のクルーズ船に乗った場合です。
基本的に海外のクルーズ船のスタッフは海外の方ですので、公用語は英語になります。日本発着のクルーズ船の場合、食事のメニューや船内のスケジュール表などが日本語で書かれている船もありますので、船を選べば全く英語が喋れない方でも困ることはないと思います。
何よりこの状況、子どもにとっていいと思いませんか?
英会話教室に週に1時間だけ習わせるよりも、クルーズ船に1週間ほど乗った方がぐっと英語は身近になります。話せるようになりたい!という動機付けにもなるはず。
クルーズ船には、子どもの託児サービスがあります。そこのスタッフは日本語が出来る方もいるかもしれませんが、基本的に英語です。インターナショナルスクールのサマースクールと比べたらいけないかもしれませんが、子どもにとっては楽しく遊んでいる間が英語に触れ合う時間にもなり、親はその間、船内のイベントに参加したり、ゆっくりお茶したりと大人の時間が持てます。
もちろん英語での託児サービス料は、追加料金なしです。
ちなみに都内のインターナショナルスクールのサマースクールに通う場合、安くても1日1万円です。しかも親が送迎をしなくてはいけないし、時間もそんなに長くないですよね。
子供にどの程度の英語教育をしてあげたいかにもよりますが、異文化交流ができ、英語に触れることができ、船上で生活するという非日常を体験できるクルーズ船は、子どもの教育にいいと思います。
*対象年齢、託児時間などの条件は船によって異なりますので、申し込む際に確認しておくことをお勧めします。
海外旅行に安く行ける
「海外旅行に安く行ける」と言われて、うそ〜?!と思われた方、本当なんですよ。
今は格安航空券などがあるので昔ほどお得感があるわけではないかもしれませんが、それでもクルーズ船は基本的に3食ついてホテル代、交通費含めた値段になります。
しかも船内にはプールやジャグジー、ジムなどがありますし、エンターテインメント(コンサートやショーなど)、託児サービスなどが追加費用かからず利用できます。
一人当たり約10,000円で行けるクルーズもありますので、トータルで考えてみると、かなりお得です。
クルーズ船によっては、「18歳以下の子供は無料」というのもあります!!
2017年夏休みコスタ・ビクトリアの旅 佐世保・済州島クルーズ 6日間ってどんなクルーズ?
このクルーズで使われるのは、イタリアのCostaというクルーズ船の会社の「コスタビクトリア」。クルーズの船の中でもカジュアル船という庶民的な感覚で乗れる船です。
全長約250メートルの船内には、屋内外に2つのプールと4つの温水ジャグジー、ショーが行われるシアター、スパ、カジノ、テニスコート、キッズルームなどが備わっています。
イタリアのクルーズ船なので、乗船しているスタッフの方々はほぼ日本人ではありません。なので、少しは英語が必要かもしれませんが、JTBが1隻丸ごと貸切にしたクルーズですので安心です。
初めての方でも参加しやすくなっていて、JTBのスタッフさんが乗船しているので困ったことがあれば日本語で対応してもらえます。
しかも、子どもが乗船することを前提にしたツアーなので、親子で参加型の船内見学ツアーが開催されたりと、子連れには嬉しいポイントがいっぱいです。
夏休みの自由研究にもぴったりですよね!!
8月8日火曜日出発の便では11代目歌の兄さん、横山だいすけさんによる歌のステージが開催されるそうです!
このステージがあるという事は未就学児、幼稚園、小学生低学年のお子様でも全然オッケーってことですよね。むしろそういう子たちがたくさん集まるはず。
クルーズと言えばいくらカジュアル船とは言え、マナーを守れる子どもしか行けないのではないかと尻込みする方も、この便であればちょっといけそうな気がしませんか?
気になるお値段は、内側・ビュッフェ(3〜4名1室利用)のプランで大人1人65,000円。12歳未満の子どもは大人代金の半額となるので、両親と子ども2人で行く場合、195,000円です。(港湾税・政府関連諸税が24,600円、船内チップとしてUS67.5ドルが別途必要)
1日あたり、家族4人で32,500円。同じような内容の旅行を自分で手配すれば、ホテル代、交通費(飛行機と電車など)、3食の食費だけを考えてもかなり割安ですよね。
加えて、船内のプール、ジャグジー、エンターテインメントなどのイベントや託児も含まれていますので、間違いなくお得です。(一部有料サービス有り)
紹介したお値段は一番安いものです。客室のカテゴリーと、お食事のプランによって値段が変わってきます。私個人の見解ですが、食事はメインダイニングプランの方がおすすめです。メインダイニングでは、毎日フルコースの料理が食べられます。
ビュッフェプランを選択するとメインダイニングは利用できませんが、メインダイニングプランを選択すればビュッフェも利用できます。
メインダイニングプランのコース料理は、子ども用のメニューもありますし、大人のものからも選べるので好き嫌いのある子でも大丈夫かと思います。
部屋の種類は子連れで初めてのクルーズでしたら、子どもはどんな部屋でも喜んでくれるのではないでしょうか。退屈すれば部屋の外に出ればいいですし、遊ぶところはいくらでもありますからね。
ちなみに、内側・メインダイニング(3〜4名1室利用)のプランで大人一人75,000円。両親と子ども2人で行く場合、225,000円です。
今年の夏の予定がまだ決まっていないという方には、とってもおすすめなクルーズですよ〜。
今回ご紹介したのは JTBのクルーズツアーでしたが、クルーズ専門旅行会社のベストワンクルーズでは、18歳未満の子どもが無料のクルーズ を特集していました。
あ〜、我が家も行きたい!
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