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6月11日、都電荒川線の7000形電車が引退するのを記念して、都電荒川線荒川車庫前にある荒川電車営業所で「ありがとう7000形イベント」が開催されました。
毎年、荒川電車営業所では6月10日の路面電車の日に合わせてイベントが開かれていて、一昨年のイベントにも行ってきましたが、今年も都電荒川線が大好きな息子がどうしても行きたい!ということで、イベントに行ってきました。

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荒川電車営業所へのアクセス

基本情報
名称:荒川電車営業所
住所:〒116-0011 東京都荒川区西尾久8−33−7
電話:03-3893-7451
アクセス:都電荒川線荒川車庫前」下車すぐ

イベント内容

今回のイベントは「路面電車の日」「ありがとう7000形イベント」ということなのですが、まずは「路面電車の日」について説明しますね。

路面電車の略称、「路電」=「ろ(6)テン(10)」という語呂合わせで、6月10日が路面電車の日になったそうで、この時期に日本各地で路面電車の利用促進のキャンペーンやイベントが行われています。
そして、「7000型」って何?という方もいらっしゃると思います。私も今回のイベントで初めて知りました。
都電7000形とは、「昭和29年から63年間、東京の多くの路線を走っていた電車の車両」のことで、今回、老朽化により引退することになりました。

さて、今回のイベントでは、

  • 車両撮影会
  • 7000形おもいでコーナー
  • 都電グッズなど販売
  • 車庫見学
が行われました。そのうち車両撮影会は事前申し込み制です。
イベントの記事によると10時開始にもかかわらず8時半過ぎには既に列が作られたそうです。
例年3,500人から4,000人ほどが訪れるイベントですが、今年は長年走ってきた車両の引退イベントと言うこともあり、訪問者人数が増えることを見越して東京都交通局もしっかり対策をしたのでしょうか、事前に車両撮影会の抽選をしたり、グッズ売り場や車庫見学の道順などが変更されたり、いろいろなことが一昨年と違っていました。

当日、私たちが荒川電車営業所についてからの行動

私たちは9時半に荒川車庫前に到着して列に並びました。
列は「都営交通グッズ」「その他見学」「車両撮影会」に分かれていて、とりあえず車庫見学に並び、車庫見学の後グッズ売り場へ向かいました。
あとになってわかったのは、販売コーナーの列に一番に並べばよかったということ。
今年の車庫見学は、人の流れもスムーズであっという間に見学が終わったので、後から車庫見学に並んでもそんなに時間がかかりませんでした。
でもグッズ売り場は、30分以上は並んだと思います。しかも、日よけのない炎天下で。
朝、車庫見学のために並んでいた場所は日陰だったのでよかったのですが、グッズ売り場に並んだ30分はちょっと辛かったです。(日傘を持って行けばよかった。)
というわけで、来年イベントに行く方に向けてのアドバイスは、「子どもがおもちゃを欲しがるようなら、先にグッズ販売コーナーに並び→工場見学→おもいで広場内の車両の見学の流れが一番スムーズ!!」ということです。

イベント内容

さよなら、都電7000形記念バス

都電7000形の運行終了記念に3月24日から三日間、銀座から日本橋間を走っていた、「さよなら、都電7,000形記念バス」。7000形のデザインを都営バスにラッピングした車両が、展示されていました。

車両撮影会


写真は手前から7022号 (青帯)、7002号、7001号 (赤帯)が並んでいました。この電車を大きなカメラを持った人たちが撮影していましたが、その価値が全くわからない息子と私は車両撮影会を横目に車庫見学に入りました。
ちなみに、7000形の中でも一番手前の7022号が最後まで走っていた現役車両で、日曜日を最後に引退となりました。

車庫見学

車庫見学は、一昨年に見たものと同じものもいくつかありましたが、普段入れないところなので、息子は少し興奮気味に見学しました。

一昨年は小さなジオラマの運転ができたり、たくさん並んだスイッチを押すことができたりしましたが、今年はただ見るだけの展示ばかりでした。

上記の写真は、手前の3つが先月末まで使われていた車輪で、奥のが新しいものだそうです。こんな部品単体で見ることなんてまずないので、貴重な経験です。
次から、荒川線を見るときは車輪に目がいきそうです(笑)。

都営交通グッズ販売で売られているもの

グッズ販売で売られていた商品は、都電グッズは、福袋、記念乗車券、メラミンカップ、コースター セット、手ぬぐい、8800型車両ボールペン、とあらんICカードケース、8900型車両都電くつしたなど。
都バスグッズは、カプセルRC、都バス型キーホルダーなど、以前から販売されているおもちゃが売られていました。
販売から2〜3年経つものもあり、おそらく売れ残りなのでしょう、廃車になったバスの部品やクリアファイルをおまけに付けて販売していました。

今しか見れない、都営荒川線の電車

荒川線は、季節やイベントに合わせてラッピングや飾り付けが施されます。

日曜日まで、8500形に「さよなら7000系記念ラッピング」がされていたのですが、イベント入場待ち時間に、偶然通ったので撮った写真が上記。

ちなみに今しか見れない都電荒川線車両は、「東京桜トラム」の愛称PRヘッドマークがつけられているものです。

先日、都電荒川線は「東京桜トラム」と言う愛称になったのですが、7700形、8900形、9000形などの1部の車両にヘッドマークがつけられています。
もし機会があれば、皆さんも見つけてみてくださいね。

今回は、子ども用イベントなし

今年は、もうすぐ引退する7000形のイベントだったためか、大人のためのイベントでした。
例年行われていた遮断機のデモ、お子様車両撮影会など、子ども向けのイベントは残念ながらありませんでした。
 一昨年は会場に堂々と展示してあった、架線の点検等に使用される「軌陸両用架線作業車」もひっそりと車庫にとめられていました。
きっと、来年は子ども用のイベントも復活してくれるはず。来年もぜひ参加したいと思います!

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