
以前、息子が足し算の「3+4」や「8+1」ができないという記事を書きました。
>>>「小学校1年生、足し算の「3+4」ができないのはなぜか?その対策について」
>>>「小学生、算数のつまづきを目から鱗の方法で解消してくれる本」
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現在の進捗状況についてご報告します。
結果からいうと、計算するスピードは速くなりました。
まだ、時々手を使うこともあるけれど、手を使わなくなるのも時間の問題かな、と思えるようになりました。
学校から夏休みの宿題で出された「計算カード」がいい役目をしてくれましたが、活用するまでにはちょっと大変でした。
計算カードって1年生にとっては初めてのアイテムですし、やる気満々でやれる子ってもともと計算が得意な子ぐらいじゃないでしょうか。
もし、計算が苦手!計算カードをやってくれない!という方の参考になればと思い、我が家の格闘を書いておきます。
計算カードとは?

計算カードってみなさんおぼえていますか?
私の時代にもあったようなのですが、全く記憶がございません(笑)
多分一度もやったことがなかったのではないかと。。。
単語帳の表に数式、裏に答えが書かれてあり、10までの足し算、繰り上がりのある足し算、繰り下がりのない引き算、繰り上がりのある引き算を全ての式を網羅したカードです。
社会や英語の暗記のように、一問一答で繰り返しやっていけば覚えていくという仕組みですね。
1学期には、授業中にやっていたようですが、夏休みには家でも計算カードをするようにとのことです。
我が家の取り組み ①拒否にあう
夏休み初めの数日は、宿題に出ているので息子も計算カードをやらなければいけないことは理解しつつも、すごい勢いで拒否されました。
まさかの全拒否です。
夏休み早々に途方に暮れました…。しかし、ここは冷静に息子と話し合うことにしました。
今は夏休み。
算数カードをしたらチェックするチェックシートが学校から手渡されてあるので、やらなくては宿題が提出できません。
「このままやらなければ、宿題を忘れたことになるよ。いいの?」
と問うと、
「嫌だ」
と。
一応、学校には宿題をやって持っていかなくてはいけないということは理解して暮れててホッとしました。
「それじゃあ、どうする?」
と問うと、
「…。」
息子はちょっとムッとして、黙りこくってしまいました。
そんなにやりたくないのかぁ。。
それ以上、やれやれ!!って言っても喧嘩になってしまうので、場を変えて夜寝る前に話すことにしました。
「パパやママが計算できるのは何度も計算を練習したからだけど、あなたも早く計算できるようになりたくない?」
「…うん。」
とりあえず、乗り気ではないけれど、計算ができるようになりたいという意思は確認し、その日は就寝。
我が家の取り組み ②スモールステップ
息子の計算への苦手意識はかなりのもの。
本物を使ってだったらスムーズにできる計算でも数字だと苦手意識からなかなか集中して取り組もうとしません。
そこで、スモールステップ作戦でいくことにしました。
百ます計算の本にも100マスを一気にやるのが負担になる子は、10マスから初めてもいいと書いてあったので、息子の算数カードを10枚ずつ小分けにして取り組むことにしました。
こたえが10までの足し算カードも繰り下がりのない引き算カードも全部で45枚ずつだったので、初めはそれぞれを4〜5回に分けてやりました。
1日に朝、昼、夕、寝る前に足し算と引き算を取り組めばなんとか1日で終わります。
我が家の取り組み ③めくり方
計算カードをめくるのは、小学1年生の不器用な手にはちょっとストレスになっていました。
それに加えて息子はまだ手を使って計算しているので、
カードをめくる→カードを置く→指で計算→カードを手に取りめくる。
という一連の作業もかなりモタモタしてしまいます。
計算カードをすることで身に付けたいのは計算能力なので、他のストレスは軽減させて計算に集中させようと思い、カードをめくるのは私がすることにしました。
実は、家で計算カードに取り組み始めた初めの頃、まだ10枚ずつにカードを分けていなかった時、答えを言う前にカードをめくり答えを見るというズルをしていたので、それを防止するという目的も少しありました。
初めて息子がズルをする様子を見たときは、それはズルだからやめたほうがいい!と言おう思ったのですが、完全拒否をしていた息子にとってはそれも苦手な数式に慣れるためだと、注意するのをぐっとこらえました。
そして、読めただけでも頑張ったね〜!と褒めてみました。
すると効果があったようで、次の日も比較的スムーズに取り組んでくれました。
やはり子どもって少しのことでも褒めていくのがいいんですね。
カードを1回10枚に減らして取り組むタイミングで、私がカードをめくるようにしたので抵抗なく答えを自分で考えるようになりました。
まとめ
夏休みに入って毎日取り組んだわけではありませんが、ほぼ毎日やることで目に見えて計算のスピードが速くなってきたのには驚きでした。
たった2週間弱なのに!
いつまでも手を使っていたので、この子は本当に手を使わずに計算ができるようになるのか心配しましたが、取り越し苦労でした。
ただ、やはり毎日コツコツするというのは大事ですね。
息子が自らコツコツできる年ではないと思うので、まだまだ私がコツコツできる環境作り、声かけ、一緒に勉強するようにしてあげたほうが良さそうです。
他の子と比べてはいけないのはわかっているのですが、どうやら学校によっては繰り上がりのある足し算や繰り下がりのある足し算もやっている様子。
息子にも2学期の先取りを少しやらせて算数に少しでも自信を持てるように、コツコツと計算練習を息子と続けたいと思います。
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嫌だと言いながら毎日逃げるうちの息子を見ているようで、とても参考になりました!
1学期の音読から始まり、この夏休みの計算カードも早くも躓きかけていてわらにもすがる思いでいろいろ検索していました。
夏休みの宿題はとうとうタイムも書くようなっていたのでバラバラにさせるのは躊躇していましたが、とりあえず、少しづつ増やしていく方向で頑張ろうかと思えました。
ありがとうございました
ゆきさん、コメントいただきありがとうございます!
まだまだうちも計算は得意までいっていませんが、3年生になりどんな方法でも続けていれば効果は現れるのだなと思っているところです。
息子の場合、そろタッチがかなり有効な方法でした。ゆきさんの息子さんも息子さんに合った練習方法で楽に計算ができるようになるといいですね。
お互い頑張りましょう!