
以前から、息子が足し算で「3+4」ができないと言う問題を取り上げていました。
前回までの記事はコチラ
⇒小学校1年生、足し算の「3+4」ができないのはなぜか?その対策について
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現在も指を使って足し算をしている状態です。
夏休み中に10までの足し算と引き算ができることを目標に頑張っています。
そしてそれと並行して私は、これからのためにも算数の勉強の仕方について書かれてある本を色々と調べています。
そこで見つけたのが、
プロ家庭教師 算数教育科 安浪京子の本、
です。
プロ家庭教師ってすごい肩書きですね。
安浪先生は、プレジデントファミリーなどの教育雑誌でもよく掲載されている有名な先生のようです。
それはさておき、
この本には、中学受験のプロ家庭教師としてたくさんの子どもたちに算数を教えてきた筆者が伝える、計算力の伸ばし方がかかれてあります。
特に、子どもが陥りがちな「つまずき」についてあげられています。
実はそのつまずきは、親にとっては「当たり前」のことばかりです。
まさに息子がなぜ「3+4」や「「8+1」ができないのか私がわからなかったように、なぜ子どもがつまずいているのか、当たり前すぎて親には理解できないものなのです。
そのつまずきを解消する方法について具体的に示されているのが、この本の特徴です。
目から鱗の指導法
この本でちょっと意外だったのは、計算に関しては、「理解」すると言うことよりもルールを覚えて「解けた!」と言う経験や喜びの方が大切だとしていることです。
算数って、なぜそうなるのかしっかり考えて理解する教科だと思っていましたが、計算という分野に限定すれば、暗記しちゃっていいそうです。
1年生の足し算でいうと、
学校では「1+1」の計算をするのに、おはじきなどの実際に数えられるものを用意して、視覚的に「合わせると2になる」ということを実感し、理解させながら、学びますよね。
足し算の教え方なんて、私はそれしか考えつきません。
学校で購入したおはじきも20個以上入っていますから、繰り上がりのある足し算でも20くらいまでなら、ものを使って計算させるでしょう。
そして、20までの繰り上がりの計算をものを使って何度も練習すれば、20以上の数も自然にできるようになるのではないかと考えていました。
しかし、安浪先生は、「3つの数字の組み合わせ」を覚えることを推奨しています。
3+4=7だったら、「3」と「4」と「7」の組み合わせを覚えれば、その数を使った足し算、引き算がスラスラと答えられるということです。
それを表にして、遊びながら練習して覚えちゃいましょう!!という方法。
「3つの数字を覚えれば、計算はできる」当たり前といえば、当たり前のことなのですが、
「それでいいの???」
ですよね。でも掛け算で、初めに九九を覚えるのと同じことなのだと思います。
覚えて慣れるくらい繰り返し練習していけば、自然に理解がついてくるはずです。
だって、九九から入った掛け算も、繰り返し使うことでちゃんと理解できるようになりますからね。
もちろんうちの子のように、そもそも数字の概念が十分できていない子に対しては、「数字に慣れていない子」用に、いきなり表を覚えるのではなくて前段階としての教え方も書かれてあります。
この本は、まさに我が子のために書かれた本!?と思いました。
「3+4」でつまずく息子を見て、こんな簡単な問題もできなくて大丈夫なのかなぁ。と不安になる部分もありましたが、
この本では、息子のような状況を「数字に慣れていない」「式に慣れていない」という、つまずきポイントとしてあげていたので、我が子だけじゃなかったんだという変な安心感も持てました。
(今、学校で習っているんだからできなくて当たり前、ということを自分に言い聞かせているのですが、どうしても不安になるので。。。)
今後のプラン
本には具体的な解決策が書かれてあるのですが、先日息子が足し算ができるようにと考えた2つの方法は方針としてはあっているかな、と思える内容でした。
そろそろ数字にも慣れてきたように思うので、来週あたりから「3つの数字の組み合わせ」を覚えられるよう、練習していこうかなと思います。
最後に
この本では、1年生から6年生までつまずきポイントが色々書かれています。
我が子は、早速1年生のつまずきポイントに引っかかっているので、これからもお世話になる本なのだと思います。
Amazonの口コミもいいので、きっと上の学年でも役に立つでしょう。
今日は頼りになる本に出会えてよかった〜という話でした。
(この本で紹介されている表については、著作権の問題もあると思うので、ブログに掲載することを控えています。ご了承くださいませ。)
>>>前回まで記事はコチラ
⇒小学校1年生、足し算の「3+4」ができないのはなぜか?その対策について
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