男の子によくあることだと思うのですが、

「うちの子は図鑑ばっかり読んでいて、物語の本を全然読みたがらないの」

という話。

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図鑑の種類は、乗り物や恐竜、宇宙、昆虫などその子によって違うと思うのですが、

一般的に女の子は物語が好きで、男の子は図鑑が好きという話をよく聞きますよね。

 

我が家の息子もそうでしたし、周りのお友達もそういう子が多い傾向がありました。

 

男の子ママの間では、

「どういう絵本だったら物語のものも好んで読んでくれるんだろうね〜」

と話し合っていたのですが、皆さんはいかがですか?

 

もちろん図鑑が大好きなことは、悪いことではありません。

むしろ図鑑が好きなことっていいことです。

図鑑を読むメリットもいっぱいです。

 

子どもが読書が好きになるためには、まずは好きな本を読むのが一番、無理に読ませるのは絶対タブーです。

本を嫌いになってしまっては、立て直すのが難しいですからね。

 

でも、親としては、もっと長い文章を読んでほしいな、人物の気持ちも考えられるような物語も読んでほしいなぁ〜とちょっと欲張りになってしまいませんか?

 

私はちょっと欲張ってしまいました(笑)

 

どういう本なら息子が自分から手にとってくれるか、考えました。

 

そして、息子の好きなものが登場する「ものがたり絵本」を図書館で大量に借りて、読み聞かせをしてみて、息子が気にいる本がどんな本なのか、試してみました。

 

そこで、息子がよろこんで読んだ「おはなし絵本」を3冊をご紹介しますね。

 

 

ちいさいきかんしゃ

まずはこちら。

1971年に出版された昔からある絵本で、主人が小さい頃に読んでいたものです。

ちょうどトーマスのアニメを見るようになり、蒸気機関車に興味が出てきたときに読み始めた本です。

 

機関士のスモールさんが働く日常を細かく描写しているお話なのですが、

その中で、機関車の炭水車、ボイラーなど蒸気機関車の部位の説明や、今はなかなか見れない腕木信号機、跳ね橋といった言葉がわかりやすく解説されています。

 

このちょっとマニアックな感じが息子の知的好奇心をくすぐり、ますます機関車が好きになっていったようでした。

 

はじめ読んだときは息子が3歳の時だったので、少し難しい内容だし、

長いお話かなと思ったのですが、よーく集中して聞いてくれました。

 

 

おじいちゃんのSLアルバム

次はこちら。

3〜4歳の頃、機関車にのめり込んでいたときに、たまたま図書館で借りた本です。

 

気に入りすぎてもちろん購入しましたが、その頃お出かけする際にずっと持ち歩いているくらいのお気に入りの本です。

 

「たくさんのふしぎ」という福音館書店の小学校3〜4年生向けの本で、正直中身は幼児向きではありません。

 

文章も多いですし、内容もおじいちゃんと手紙のやり取りから始まり、

おじいちゃんにもらったアルバムを見ていく設定で、おそらく息子には難しかったと思います。

 

しかし、この本も「ちいさいきかんしゃ」同様、蒸気機関車の写真がたくさん載っていて、

蒸気機関車のいろいろな情報が物語の中で説明されるので、息子は夢中になって聞いていました。

 

特にヘッドマークの写真や梅小路蒸気機関車館にある蒸気機関車がずらりと並んだ写真には釘付けでした。

 

昔の風景の中、蒸気機関車が走る姿は凛々しく、美しく、お話の内容も歴史を感じる内容で大人も楽しめる本になっていると思います。

 

 

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新幹線しゅっぱつ

最後はこちら。

新幹線こまちに初めて乗るつばさくんのドキドキしている様子とともに、

新幹線が出発する際の車両、運転手さんの様子、清掃の人たちの様子がリアルに描かれている絵本です。

 

出発時間が迫ってきている中、働く人たちはどう動いているのか、とっても臨場感があります。

 

読み聞かせていると、場内アナウンスや運転手さんのセリフ、電車の音は息子が担当して読んでくれます。

この本に限らず、電車の擬音が使われている本は高確率で反応がいいですね。

 

新幹線好きの子はたまらない本だと思います。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

こうやってまとめて見ると、電車が出てくるというよりも、図鑑の延長線上に物語があるような本を好んで読んでいたようですね。

「図鑑」から「おはなし絵本」へつなげるためなので、当然と言えば当然なのですが。

 

基本的に幼稚園児くらいになると、自分で読むことはなくても、

子どもはママや先生の読み聞かせなら物語の本でもよく聞いてくれると思います。

 

私は、その間にたくさん物語の本を読み聞かせていこうという作戦でいきました。

 

今でも図鑑が一番好きなのには変わりありませんが、

今では自分から物語の本も手にとって読むようになってくれています。

 

息子は本の虫とまではいきませんが、本を読むことも図鑑を読むことも好きなようなので、

今の所ほっとしています。

 

1年生になったので、児童書と言われるような本にも挑戦していけるよう、

これからも面白そうな本をたくさん探してみたいと思っています。

 

 

今回は電車の本をまとめましたが、自動車の本についての記事もあります。

>>>図鑑が好きな子がよろこぶ「おはなし絵本」3選(自動車)

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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