
ネットやテレビでも話題になったこちらの記事、読んだ方も多いと思います。
「勉強しなさい!」という前に、子どもが少しでも賢くなるために親ができることの一つがこれじゃないかなって思います。
旅行は家族で楽しめば、いい思い出になる。だが、そこでちょっとした工夫を親がすることで、移動中の子どもの学びを深めることができる。そうした知的な実体験を積み重ねることが「頭のいい子の素地(そじ)」となるのだ。
この記事を書いた「中学受験専門塾ジーニアス代表松本 亘正先生」は保護者に国内線・国際線に限らず、飛行機に乗るときには、「できるだけ窓側に子どもを座らせたほうがいい」と伝えているそうです。
羽田空港から離発着する場合は飛行機の中から埋め立て地に続く工業地帯を見れたり、伊丹空港や福岡空港の着陸直前には、いかに住宅地の近くに空港があるかを実感できます。
社会では、「工場が密集しているかつては日本最大の工業地帯」とか、「土地が足らなくなって関東内陸工業地域に工場を移転した」とか、「関西国際空港は、騒音・振動といった公害対策で海上に作られました」といった内容を授業で習います。
その風景を一度上空から目にしていたら、感覚として理解することにつながるからだそうです。
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親がそういう“種まき”をしている子ほど、後から伸びる。という意見に私も賛成で、息子が幼稚園の頃からいろいろな種まきをしてきたつもりです。
そのほとんどのことを息子は忘れているようですが…(-。-;
時々写真を見せては話を聞かせています。
我が家の種まきの1つとして、飛行機から富士山を見るようにしています。
新幹線はあまり乗る機会がないので、自然と飛行機から眺めるということになるのですが、飛行機から富士山を眺めようと思うと、どちら側に富士山が見えるのか全然わからないので、どちら側の席を取ればいいのか困ります。
新幹線なら線路は1つなので富士山が見える方向は決まっていますが、空路は行き先によって富士山が見える方向が変わってくるからです。
今までは、往路で富士山を確認して帰路で富士山側の席をとるということもありましたが、最近とても便利なサイトを見つけました。
JALのほうは、アプリをダウンロードすれば携帯から簡単に富士山がどちらから見られるかチェックできます。
昨年は、ゴールデンウィークと秋に山梨県に遊びに行くことがあり、富士山を間近で見ることができました。また、夏休みに香川から東京に向かう飛行機の中でも、少し離れていましたが富士山を上から眺めることができました。
飛行機の上から見てもあれだけ存在感のある山はありません。息子は、富士山が日本一高い山と言う事は理解したようです。
富士山の存在を認識したおかげで、「富士見町」や「富士見坂」から、「昔は富士山が見えたんだよ」と言う話をし、
「昔は周りにある高いビルがなかった」
「移動する時は車もなかった」
「東京から大阪まで人は歩いたり、走って行っていた」
・・・という話をしていました。
火山の噴火のニュースがあったときも、「富士山も火山なんだよ」と話したりして、少しずつ息子の知らない世界について話すようにしています。
息子は火山について、真っ赤なマグマが吹き上げたり、流れでている大噴火のイメージしかないため、今度は飛行機から富士山を眺めた際に噴火口を覗きながら、火山には富士山のように寝ている状態のものもあるし、いろんな噴火の仕方があるという話もしてあげたいなと思います。
現在、3月からの航空券がかなり安くなっています。
ANAではゴールデンウィーク、夏休みの「旅割」、「特割」、JALでは春休み、ゴールデンウィークの「先得」がも発売開始していますね。
これは本当にお得です!
旅行直前にホテルを探すならこちらのサイトが便利です。
お休みの予定が決まっている方は、早めに予約した方がいいかもしれませんね。
旅行に行った場所や話した内容を、息子が全て覚えて理解できるとは思っていませんが、ふとした時に前に見たこと、話したことをもとに話をすることがあるので覚えてくれていたんだぁと思うことがあります。
子どもに知的な実体験を積んでいけるように、これからも自分のアンテナを張り巡らせて楽しいお出かけをしたいと思います。
こちらの本も参考になります。>>「中学受験は社会で合格が決まる」を読んで、乗り物好きの息子にぴったりの中学受験に向けての勉強方法を模索する
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